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Feb. 16, 2026

アテンド通訳 vs 通常の派遣通訳:ビジネスを成功に導く「伴走」と「専門」の徹底比較

 

「アテンド通訳」と「通常の派遣通訳(商談・会議通訳)」。どちらも通訳者が現場に赴くサービスですが、その本質的な役割と戦略的な使い分けについては、意外にも正しく知られていません。

はじめに:なぜ、この違いを知る必要があるのか

国際ビジネスにおいて、通訳者の選定ミスは単なる「言葉の不一致」以上の損失を招きます。


  • 会議室での緊密な議論が必要なのに、マナー重視のアテンド通訳を呼んでしまった。

  • 視察旅行で移動が多いのに、同時通訳ブースでの業務に特化した会議通訳者を呼んでしまった。

これらは、コストの無駄遣いだけでなく、商談の決裂や関係性の悪化を招くリスクがあります。それぞれの特性を理解し、現在のミッションに最適なパートナーを選ぶことが、プロジェクト成功の第一歩です。

本記事では、当社(WIPジャパン)が長年培ってきた知見をもとに、これら2つのスタイルの違いを「専門性」「移動性」「介在価値」の観点から徹底的に深掘りします。

1. アテンド通訳とは何か:言葉を超えた「コンシェルジュ」の役割

アテンド通訳(随行通訳)の最大の特徴は、「移動」と「生活サポート」が業務の主軸に含まれることです。

アテンド通訳の主領域

アテンド通訳が最も力を発揮するのは、海外からの来賓を空港で迎え、ホテル、視察先、会食、そして再び空港へ送り届けるまでの全行程をサポートするケースです。

特徴1:高い「移動性」と「柔軟性」

派遣通訳が「会場」で待つのに対し、アテンド通訳はクライアントと共に移動します。電車やタクシー内での何気ない会話、急なスケジュールの変更、現地のトラブル対応(例:スマートフォンの紛失や体調不良)など、想定外の事態に柔軟に対応する「適応力」が求められます。

特徴2:非言語的なホスピタリティ

アテンド通訳者の価値は、正確な訳出だけでなく、相手の文化に配慮した「立ち振る舞い」にあります。


  • 賓の好みに合わせたレストランの提案

  • 日本独自の礼儀作法(お辞儀のタイミングや名刺交換の順序)のさりげないフォロー

  • 黙が続いた際のアイスブレイク

これらは、会議室の中だけでは測れない、ビジネス・エチケットのプロとしての側面です。

2. 通常の派遣通訳(商談・会議通訳)とは何か:専門知の「切っ先」

一方で、通常の派遣通訳(ビジネス通訳・技術通訳)は、「特定の議論を完遂すること」にすべてのリソースを集中させます。

派遣通訳の主領域

取締役会、技術提携の商談、国際カンファレンス、工場内での技術指導などが該当します。

特徴1:高度な「専門性」と「事前準備」

通常の派遣通訳者は、アテンド通訳に比べて、より狭く深い専門知識を求められます。IT、金融、法務、先端技術など、特定のドメイン(領域)に特化した用語集を作成し、背景にある業界動向までを予習して現場に臨みます。

特徴2:通訳技術の純度

ここでは、逐次通訳(一区切りずつ訳す)だけでなく、高度な同時通訳(聞きながら同時に話す)が求められることも多いです。情報の正確性とスピードが最優先され、感情やホスピタリティよりも「論理的な一貫性」が評価の対象となります。

3. 【決定的な違い】5つの比較ポイント

両者の違いを明確にするために、5つの軸で比較してみましょう。

比較項目 アテンド通訳(随行) 派遣通訳(ビジネス・会議)
主な目的 円滑な滞在と関係構築 議論の進展と意思決定
通訳レベル 日常会話〜一般的な商談 専門議論・公式会議・交渉
拘束時間 長時間(朝〜夜) 短時間〜1日(会議中のみ)
準備の質 行程、マナーの確認 専門用語、資料の精読
期待スキル 柔軟性、調整力 専門語彙、同時通訳技術

4. どちらを選ぶべきか? シチュエーション別の判断基準

アテンド通訳を依頼すべきケース

  • 海外の取引先を日本に招き、工場視察や観光をセットで行う場合:移動中もコミュニケーションを絶やさず、相手を「ゲスト」として最高にもてなしたい時に最適です。

  • 展示会への出展サポート:ブースに来る不特定多数の来場者へ挨拶し、チラシを配り、簡単な質問に答えるといった「動的なサポート」が必要な場合。

通常の派遣通訳を依頼すべきケース

  • 重要契約の最終交渉:一言一句の齟齬が許されない、法的な確認を伴う緊密な話し合い。

  • 専門技術のトレーニング:製造現場でエンジニア同士が図面を見ながら議論するような、専門用語が飛び交うシーン。

【深掘り】アテンド通訳が「高度な交渉」を兼ねる時のリスク

よくある間違いが、「アテンド通訳者に、そのまま重要な商談も通訳してもらう」ことです。アテンド通訳者は「関係を円滑にする」プロであり、必ずしも「複雑な論理構造を持つ専門議論」のプロではありません。

もしアテンド(移動)からハードな商談まで一貫して任せたい場合は、「クラスの高いビジネス通訳者を、アテンドとして拘束する」という選択が必要になります。当然、コストは高くなりますが、商談の質を担保するためには不可欠な投資です。

5. まとめ:ビジネスの「成功の輪郭」をイメージする

アテンド通訳は、「相手を理解し、心地よい環境を創り出す」ための潤滑油です。派遣通訳は、「互いの知見をぶつけ合い、成果を出す」ための精密なメスです。

当社では、単に通訳者を派遣するだけでなく、お客様のプロジェクトが「おもてなし」を重視しているのか、それとも「鋭い議論」を重視しているのかをヒアリングし、最適な人材をマッチングしています。

 

通訳選びのチェックリスト

  • 移動はあるか?(Yesならアテンド寄り)

  • 門用語の比率は?(Highなら派遣・会議寄り)

  • 通訳者に対し「食事の注文」や「ホテルでのトラブル対応」も期待するか?(Yesならアテンド)

  • 「同時通訳」が必要なシーンがあるか?(Yesなら高度な派遣・会議通訳)

貴社の次のプロジェクトに、どちらの「言葉のプロ」が必要か。迷われた際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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ビジネスを成功に導く、最適な通訳者派遣を。 当社では、アテンド・商談・国際会議など、あらゆるビジネスシーンに最適な通訳者を迅速に派遣します。30年以上の実績に基づいた確かな選定眼で、貴社の国際業務の質を向上させ、機会損失を防ぎます。

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