<img src="https://trc.taboola.com/1341089/log/3/unip?en=page_view" width="0" height="0" style="display:none">

決算書翻訳サービス

プライバシーマーク、翻訳サービスの国際規格:ISO17100認証取得

IRの英文同時開示が義務化されました

「決算書」とは、企業の一定期間(通常は1年)の経営成績や財務状況をまとめた書類の総称で、主に以下の3つの財務諸表を指しています。

書類名 主な内容
貸借対照表 企業の資産・負債・純資産の状況を示す(スナップショット)
損益計算書 売上や経費、最終的な利益(損失)などの経営成績を示す
キャッシュ・フロー計算書 現金の流れ(営業・投資・財務活動)を表す

その他にも、上場企業などでよく使われている株主資本の増減の詳細である「株主資本等変動計算書(株主資本の増減の詳細)」、会計方針や重要な取引内容などが書かれており、各財務諸表の補足情報である「注記」などの書類が含まれる場合があります。

また、以下はよく混同されがちです。

用語 意味
決算書 上記の財務諸表をまとめた書類セットのこと(正式には「財務諸表」)
決算報告書/決算短信 決算書をもとにまとめた報告資料。IR資料の一部(投資家向け)です。
有価証券報告書 法的に義務付けられた開示資料(財務諸表+詳細情報を含む)

さらに、今回英文同時開示義務化の対象となっている書類は以下となっています。

📄 義務化される英文開示書類
📌 決算情報
✔ 決算短信(通期および四半期)​
✔ 決算補足説明資料(例:決算説明会用スライド)​
📌 適時開示資料
✔ 重要な開示情報全般(例:業績予想の修正、合併・買収、役員人事など)

しかしながら、以下の資料は義務化の対象外ではあるものの、任意での英訳が推奨されており、海外投資家への情報提供を強化する観点から、英訳を検討する企業が増えています。

📌 義務化対象外の資料(任意開示)
✔ 有価証券報告書​
✔ 株主総会招集通知​
✔ 統合報告書​
✔ コーポレートガバナンス報告書​
✔ サステナビリティレポート

詳細なガイドラインや様式例については、以下の資料をご参照ください。

決算書、翻訳の際の注意点

会計基準の違いを理解する(IFRS/日本基準/US-GAAPなど)

✅ 勘定科目の訳語が会計基準により異なることがあります。
✅ 翻訳だけでなく、背景の会計処理の違いにも配慮が必要。

 

勘定科目の一貫性

✅ 同一の用語は常に同じ英語に訳す(特に貸借対照表と損益計算書間)。

✅ 表の中・注記・本文で表記がブレると、読者に混乱を与える。

表現を“自然なビジネス英語”にする

✅ 直訳ではなく、投資家・監査法人が読む英文財務資料としての体裁を整える。

数値・単位の表記ルール

✅ 通貨単位(JPY / million yen / billion yen など)を明記
✅ 桁数の区切りや小数点の位置を英語スタイルに(カンマ vs ピリオド)

注記(Notes)にも注意

✅ 数字だけでなく、会計方針、繰延税金、減損テストなどを含む文書部分があり、会計知識+専門的英訳スキルが必要。
✅ 固有名詞、契約内容、業務背景の誤訳に注意。

開示対象に応じたトーン調整

資料の種類 翻訳の特徴
決算短信 要点重視・分かりやすい簡潔表現
有価証券報告書 正確・網羅性重視(法定用語の対応も必要)
IRプレゼン資料 読みやすさ・伝わりやすさを優先。トーン柔らかめ

ネイティブチェックは必須

✅ 財務諸表は海外投資家や監査法人に直接読まれることが多く、自然で信頼性ある表現が求められる。
✅ 特にリスク情報や業績予想の表現は慎重に。


日本企業の国際化が進む中、IR活動における英文開示の質が、投資家との信頼構築・資本市場での評価に直結する時代になりました。とりわけ、決算短信の英訳は、正確さとスピード、そして読みやすさが求められます。

WIPジャパンの翻訳サービスは、会計・IR・開示実務に精通した翻訳チームにより、「数字」だけでなく「企業の意図」や「IRのトーン」まで的確に伝える翻訳を提供します。

IR分野の翻訳実績

下記はごく一部のお客様となります。

 

  • 日本財務翻訳株式会社
  • 有限責任監査法人トーマツ
  • あらた監査法人
  • 新日本有限責任監査法人
  • あずさ監査法人
  • 霞が関監査法人

 

ISO17100認証(翻訳サービスの国際規格)の取得

翻訳業界では数が少ない「プライバシーマーク」取得会社の一社となり、秘密保持に関するセキュリティ体制も万全で、機密性の高い契約書に多数の実績がございます

また、翻訳サービスの国際規格である「ISO 17100 認証」を取得している翻訳会社でもありますので、翻訳品質は一定レベル以上が保証されているとお考えいただいて間違いありません。

 

ISO17100 認証画像 プライバシーマーク画像

ISO17100 認証
対象翻訳分野
A分野:契約・法務・財務・経営
B分野:医療・医薬品・医療機器
C分野:工業・IT・ゲーム
E分野:その他(行政・観光・インバウンド関連)
対象言語:日英、英日

プライバシーマーク
初回審査合格年月日:2010年1月28日
認定番号:10840441(08)号
有効期間:2024年2月12日-2026年2月11日

契約書の翻訳-1相談したいけど、機密性が高い内容で躊躇してしまう。そんな場合も、ご連絡をいただけましたら、WIPジャパンは即日NDAのご対応をさせていただきますので、ご安心ください。
ご相談は無料です。いつでもお気軽にご連絡ください。
フリーダイヤル:0120-40-90-50

翻訳料金の目安

日本語 ←→ 英語
日本語 → 英語 英語 → 日本語
18円~(原文1文字あたり) 20円~(原文1ワードあたり)
日本語 ←→ 中国語
日本語 → 中国語 中国語 → 日本語
12円~(原文1文字あたり) 14円~(原文1文字あたり)
日本語 ←→ 韓国語
日本語 → 韓国語 韓国語 → 日本語
16円~(原文1文字あたり) 16円~(原文1文字あたり)
日本語 ←→ 各ヨーロッパ言語
日本語 → 各ヨーロッパ言語 各ヨーロッパ言語 → 日本語
20円~(原文1文字あたり) 22円~(原文1ワードあたり)
  • 上記の単価はあくまで標準的な価格であり、条件によって上下に変動いたします。
    たとえば、原稿の専門性や訳出難度が高ければ単価が上がる要素となり、また、(社内確認用などで)そこまで高品質な訳文を必要とされない場合には翻訳プロセスを省略するなどして単価を下げることも可能です。
    ご予算やご要望や用途に応じて柔軟に単価を設定しご提案させていただきますので、まずはお問合せくださいませ。
  • 上記以外の言語については、別途お問合せくださいませ。
  • 弊社のお見積りは原文ベース(原文の分量×単価)で算出しています。他社のお見積りでは、訳文ベース(訳文の分量×単価)で算出しているケースもあり、その場合、翻訳が完了した後に想定よりも高い料金を提示される可能性があります。
無料で今すぐお見積りを依頼する

【無料】ダウンロードコンテンツ

IRの基本用語英訳50選IRの基本用語英訳50選

海外投資家の増加に伴い、2025年3月から上場企業を対象としてIR(Investor Relations)の英文開示の義務化が始まります。本PDFでは「Investor Relations」や「Integrated Report」に関わる基本用語の英訳50選を紹介しています。

>>PDFダウンロード(無料)



翻訳発注に失敗しない10のポイント「翻訳発注」に失敗しない10のポイント

翻訳の発注に失敗しないためには、どうすればいいのか。

翻訳外注コストを抑えるには、どうすればいいのか。

これらの課題の解決策をお教えします。

翻訳発注に失敗しないためには、知らないではすまされない重要なポイント!

優れた翻訳会社ほど多忙で引く手あまたです。価格が相場に比べて格段に低い翻訳会社は、良心的なのか、それとも単に制作プロセスを簡単に済ませているだけなのかをよく見極めましょう。また、同じ翻訳会社でも、制作プロセス次第で翻訳料金は大きく上下します。希望するレベルを詳細に伝えることで、翻訳会社は最適なプロセスをデザインすることができます。

>>PDFダウンロード(無料)


IR翻訳関連のブログ記事

 

WIPジャパンの翻訳サービス