海外リサーチFAQ
定量調査とは、「○○は全体の○%」といった形で「数字」で把握しようとする調査、定性調査は数字以外の「言葉」(感想や意見など)で把握しようとする調査です。
調べ方は、「多くの人に浅く聞く」と「少ない人に深く聞く」の2種類に分けることができますが、「多くの人に浅く聞く」のは定量調査の得意なところ、「少ない人に深く聞く」のは定性調査の得意なところといっていいでしょう。
なぜなら、「多くの人に浅く聞く」には、○×式で答えていただいたり、選択肢を選んでいただいたりするほうが数字でとりまとめができ効率的です。「少ない人に深く聞く」には、意見や感想を書いていただいたり、インタビューや面談を行ったりするからです。
アンケートでは、選択肢を選ぶ質問やYES/NOを答える質問などが多いので、数字として把握できる定量調査に分類されることが多いのですが、アンケートによっては、「言葉」で表現する質問が多く含まれていることもあり、その点では定性調査と呼んでいいかもしれません。
すなわち、アンケート調査=定量調査ではなく、アンケートの質問自体が定量的か定性的か、ということになります。
グループインタビューは、調査対象者6~7名(1グループあたり)が円卓などを囲んで雑談的に議論しあう形式で行われ、3~4グループ程度実施するのが典型的な形です。その際、モデレータと呼ばれる司会進行役がグループの議論を活性化させて、調査対象者の本音やなかなか言葉にしにくい気持ちなどを引き出していきます。グループにリラックスした雰囲気があること、気持ちを引き出す司会進行の聞き上手さ、などが成功の鍵になってきます。
確かに、質問の仕方は統一的になるような注意と工夫が必要です。特にアンケートの場合で、国と国、都市と都市の比較を行いたいケースなどは注意が求められます。なるべく実査担当者の間に個人差が生まれないよう、アンケートの実施方法(説明の仕方、景品等)は詳細に統一的な指示を出します。翻訳上のニュアンスが回答に影響を与えることにも十分注意を払っています。
調査票自体の翻訳および回答の翻訳も費用に含めた形でお見積りを行っております。お気軽にお申し付けくださいませ。
なお、翻訳費用は予想される自由回答の量によって大きく変わります。コスト節減は、調査票設計上の工夫(自由回答を選択肢形式に変更する等)や回答分の翻訳処理に関する工夫で可能です。ご相談ください。
その点にこそ、言語に強い弊社ならではの強みが発揮できます。定性調査で、特にニュアンスが大切な質問項目と回答に関しましては正確な訳出に心がけています。
目的にもよりますが、海外調査の場合、新たな市場進出を検討するケースや、日本(日本企業)に対するイメージ調査によく利用されます。たとえば、ある日常品の販売を欧州で展開したいケースでは、欧州各国の消費者が現在何をどこで購入してどういう風に利用しているのか、そしてその理由は何か、などをインタビューなどで聴取したり、ある日本企業名やブランドに対しBRICs(ブラジル・ロシア・中国・インド)市場の消費者がどのように感じているのか、を調べたりします。
ボリュームや頻度によってディスカウントさせていただいております。また、支払条件やその他納品の簡素化など、御社と弊社間で事務コストが減るようなプロジェクトの場合、通常より料金を下げさせていただきます。お気軽にご相談くださいませ。
調査料金に大きく影響するのは以下の諸点です。
したがいまして、ケースバイケースのご対応になりますが、目安としましては・・・
に収まるケースが多いのではないかと思います。調査希望をお知らせくださいませ。 すぐに概算見積(または正確なお見積り)をさせていただきます。
調査規模と調査内容によります。中には1年にわたる調査プロジェクトもありますが、多くの調査は約2週間~8週間程度の枠内で収まっています。
調査料金に大きく影響するのは以下の諸点です。
したがいまして、ケースバイケースのご対応になりますが、目安としましては・・・
に収まるケースが多いのではないかと思います。調査希望をお知らせくださいませ。 すぐに概算見積(または正確なお見積り)をさせていただきます。
もちろんいずれもご指定いただけます。
海外現地リサーチスタッフのプロフィールにつきまして、個人名や連絡先などは公開しておりません。調査内容によっては、お見積り提出の際に経験・実績・専門分野などの紹介をさせていただいておりますが、個人を特定できる情報などについてはお伝えしておりません。
もちろんです。全体ご予算など見合うようでしたら、喜んでお打ち合わせさせていただきます。
調査をどのような地域でどんな人にどのように行うか、によってそれぞれコストが違ってきます。それぞれに長所と短所がありますが、コストだけに注目した場合、一般的に、インターネット、郵送、電話、留め置き、直接面談の順にコストが上がる傾向があります。
定性調査の場合、サンプル数は少なくなるのが通常です。グループインタビューを行う場合などは、1グループ6~7名で3グループのインタビュー実施をするのが典型的なケースです。個別面接を行う場合はもう少し幅があり、1~2名に対する面接のケースもあれば、500名程度にインタビューする場合もあります。もちろん、定性的な質問をアンケートで実施する場合は、前述の通りです。
もちろん可能です。何なりとご相談くださいませ。
もちろん可能です。何なりとご相談くださいませ。
定量調査とは、「○○は全体の○%」といった形で「数字」で把握しようとする調査、定性調査は数字以外の「言葉」(感想や意見など)で把握しようとする調査です。
調べ方は、「多くの人に浅く聞く」と「少ない人に深く聞く」の2種類に分けることができますが、「多くの人に浅く聞く」のは定量調査の得意なところ、「少ない人に深く聞く」のは定性調査の得意なところといっていいでしょう。
なぜなら、「多くの人に浅く聞く」には、○×式で答えていただいたり、選択肢を選んでいただいたりするほうが数字でとりまとめができ効率的です。「少ない人に深く聞く」には、意見や感想を書いていただいたり、インタビューや面談を行ったりするからです。
アンケートでは、選択肢を選ぶ質問やYES/NOを答える質問などが多いので、数字として把握できる定量調査に分類されることが多いのですが、アンケートによっては、「言葉」で表現する質問が多く含まれていることもあり、その点では定性調査と呼んでいいかもしれません。
すなわち、アンケート調査=定量調査ではなく、アンケートの質問自体が定量的か定性的か、ということになります。
費用に大きく影響するのは以下の諸点です。
調査規模と調査内容によります。典型的なケースで、たとえば海外5カ国各100名に対して街頭調査を行う場合、納期は約3~4週間が目安となります。他では、1年にわたる調査プロジェクトもありますが、多くの調査は約2週間~8週間程度の枠内で収まっています。
調査料金に大きく影響するのは以下の諸点です。
したがいまして、ケースバイケースのご対応になりますが、目安としましては・・・
に収まるケースが多いのではないかと思います。調査希望をお知らせくださいませ。 すぐに概算見積(または正確なお見積り)をさせていただきます。
もちろんいずれもご指定いただけます。
海外現地リサーチスタッフのプロフィールにつきまして、個人名や連絡先などは公開しておりません。調査内容によっては、お見積り提出の際に経験・実績・専門分野などの紹介をさせていただいておりますが、個人を特定できる情報などについてはお伝えしておりません。
もちろんです。全体ご予算など見合うようでしたら、喜んでお打ち合わせさせていただきます。
調査をどのような地域でどんな人にどのように行うか、によってそれぞれコストが違ってきます。それぞれに長所と短所がありますが、コストだけに注目した場合、一般的に、インターネット、郵送、電話、留め置き、直接面談の順にコストが上がる傾向があります。
定量調査の場合、気になるのが「バイアス(偏り)」です。一般的に、多いサンプル数の方が偏りは少なくなり、少ないサンプル数は偏りが多くなります。海外調査でよくおうけたまわりする典型的なケースは、少ない場合はサンプル数100、多い場合でサンプル数1000~2000です。
あるグループを対象にした調査を行う場合、なるべく偏りが少なくなるような工夫が大切です。つまり、無作為に選ぶ手法をとったり、偏りの比較的少ない方法をとったりすることです。こうした工夫次第では、少ないサンプル数でも比較的バイアス(偏り)の少ない調査結果を得ることができます。
定性調査の場合、サンプル数は少なくなるのが通常です。グループインタビューを行う場合などは、1グループ6~7名で3グループのインタビュー実施をするのが典型的なケースです。個別面接を行う場合はもう少し幅があり、1~2名に対する面接のケースもあれば、500名程度にインタビューする場合もあります。もちろん、定性的な質問をアンケートで実施する場合は、前述の通りです。
原則的に、現地在住のリサーチアシスタントと日本サイドのリサーチコーディネータ/ディレクターが調査サポートを行います。案件内容によっては、現地協力会社のサポートも活用しています。
リサーチアシスタントには、リサーチャー、マーケター、大学生、大学院生、研究者、翻訳者、通訳者、フリーランサー、主婦などが含まれますが、いずれも専門分野と得意言語別にデータベース化された教育レベルの高いスタッフ陣です。
したがいまして、まず案件分野を専門とするスタッフ(または比較的専門が近いスタッフ)を人選し、次に、クライアントのご要望をなるべく詳細にブレイクダウンした上で、手法に関する細かなディレクションを日本サイドから与えます。
調査中は、中間納品を行いながらクライアントからのフィードバックを重ねることで、的を射た調査になるようフォーカスしていきます。こうした形で、海外調査を進めています。
文献調査では、案件にもよりますが、オンライン(インターネット)、オフライン(海外国公立図書館、大学図書館、公文書館、専門図書館など)、オンライン(新聞記事/雑誌記事/論文データベース:無料/有料ベースあり)を中心に関連情報の収集を進めます。
手法としましては、基本的にコストパフォーマンスを重視、つまり、コストをより安価に抑えられる手法順に情報の収集を行っていきます。
よくあるケースは・・・
まず、調査希望内容と同内容(または重複している)の既存調査情報(現地資料)がないかを確認します。もし幸運にも存在すれば、当然ながら短納期で効率的な納品が可能になります(資料入手にいくらかかるかにもよりますが、極めて安価にコストを抑えられます)。以降同様に、調査項目ごとに関連情報の収集を進めていきます。
もし既存調査情報がない場合は(案件にもよりますが)次第にヒアリング調査のフェーズへ移っていきます。文献情報にこだわりますと「労多くして成果少なし」というリスクが増加しますので、なるべく頻度多くクライアントのフィードバックをいただきながら判断しています。一貫してコスト重視のスタンスは崩しません。
海外の同業者、競合先に関する調査を意味します。たとえば、対象企業の戦略調査、販売促進状況調査、価格調査、広告宣伝状況などが対象となります。簡易な企業調査のみはお受けしておりません(ダン&ブラッドストリート社やJETRO等をお薦めしています)。
海外現地での販売促進の状況(主に、店頭における自社製品の販売状況、他社の販売促進状況)をお調べします。納品内容としましては、写真(店頭POPや陳列状況を掴みやすい)および要望項目に応じた調査報告、となるケースが多くございます。
文献およびヒアリング調査を一貫してお承りするケース、複数国で同時に同様の定量/定性調査を行うケースが増えています。
ヒアリング対象先に関する簡易な形でのアドバイス/ご相談は無料でさせていただきます。ヒアリング対象先を具体的にリストアップする作業となりますと、ヒアリング調査サポート業務の一環として有料でお承りすることとなります点、お含み置きください。
海外の先進国(先進国が対象となるケースがほとんどです)が自国内で施行している制度、たとえば、支援制度(融資・助成金等)、各種規制(環境・交通・許認可等)、徴税、教育、保険に関する実態および背景調査などが挙げられます。
海外現地で放映されたTV番組を録画(モニタリング)しました。長期/短期いずれも行っています。
調査対象にならない国はない、というと嘘になりますが、現在カバーしている国/地域/都市以外でも、さまざまな国での調査実績がございますので、案件によってお承りすることが可能です。対象地域に関しましては、お気軽にご相談いただけましたら幸いです。
基本的には、日本語による納品となります。しかしながら、案件によっては現地ネイティブスタッフが担当しレポート作成(基本的に英語)を行う場合もあります。もちろん、その場合は事前にご了解をいただきます。また、英語による納品の場合、ご希望によって日本語のエグゼクティブサマリーをつけて納品することも可能です。
料金的には、外国語(英語)と日本語との間に違いはありませんが、外国語(英語)によるレポートの全文翻訳(日本語)をご希望の場合、別途翻訳料金をお見積させていただきます。
海外進出を検討する際、事前調査は欠かせません。検討段階にもよりますが、初期段階であればなるべくコストを抑えた形で概要調査を行うのはいかがでしょうか。その際、現地の料金体系や販売方法をお調べすることはもちろんですが、どんなことを知りたいか、なるべく詳細に項目出し(ブレイクダウン)することで、コストを節約しながら調査の質を上げることができます。
定量調査、定性調査、いずれも可能です。調査目的にもよりますが、段階的に調査規模(深度)を変えていくことをお薦めします。つまり、初期段階では、仮説を生み出すための定性調査を比較的小規模に実施し、仮説検証のための定量調査規模を段階に応じてコントロールすることです。なお、自由回答量のコントロール、報告書スタイル(日本語量のコントロール)により、翻訳コストのセーブも検討されることをお薦めします。
現地での写真およびレポートは比較的短納期でも納品可能です。もちろん定期的にお送りすることも可能です。現地にわざわざ出向く必要がありませんので、大幅なコスト節約が可能になります。
アポイントメントが確保できるかどうか保証はできませんが、インタビューセッティングのためのコンタクト作業はもちろん可能です。その場合、基本的にコンタクト作業にかかる時間ベースで料金が決まります。中間報告として、進捗と時間消化をお知らせしますので、予算コントロールをしていただけます。
海外現地で人気のあるレストランや料理を写真付きでレポート、家庭で食べている日常的料理や伝統的な行事で食べるものもレポートしました。
製品開発にはさまざまなアプローチが考えられますが、海外同業種(または類似業種)の新製品情報(日本ではまだ見られないタイプの製品など)を行うことで、新製品開発のヒントにしてみてはいかがでしょうかをレポートするケースが時々あります。
もちろん喜んでお承りします。ヒアリング手段として、実際に面会してインタビューするケース、電話のみで行うケース、電子メールを主体とするケースなどさまざまですが、コストに応じた手段(組み合わせ)で対応しています。
国や都市、通訳者レベルによって大きく変わりますが、現地で安心できる「現地語-日本語」通訳をご依頼される場合、約10~15万円/日が目安となります。
ひとまず国内で入手できる資料から、海外での先進事例紹介を掲載している記事等を探されるか、または、インターネットの検索エンジン(Googleをお薦めします)から、適切と思われるキーワードを入力し先進事例を探されてはいかがでしょうか。
なお、検索エンジンを利用される際は、キーワード入力を工夫すると効率的になります(Googleの「検索オプション」を活用しましょう)。
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