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Jan. 07, 2025

2025年旧正月(春節・ソルラル)とインバウンド

 

2025年は、大阪・関西万博の開催、中国の祝日増加などによりインバウンド需要の増加が期待されています。直近では、旧正月(春節・ソルラル)によるアジア圏からの訪日外国人の増加と消費拡大が予想されています。

 

 

2025年国別の旧正月(春節・ソルラル)

「旧正月」とは太陰暦(旧暦)の元旦を指しますが、中国圏では「春節」、韓国では「ソルラル」と呼ばれています。2025年の旧正月は1月29日。2024年は2月でした。休暇日数は国や地域ごとで異なります。

 

2025年国別の旧正月(春節・ソルラル)
台湾:1月25日(土)~2月2日(日)の9連休
中国:1月28日(火)~2月4日(火)の8連休
韓国:1月28日(火)~1月30日(木)の3連休
香港:1月29日(水) ~31日(金)の 3連休(後の週末を入れると5連休)

 

インバウンド消費の追い風

2024年1~3月の訪日外国人旅行消費額は、1兆7,505億円(2023年同期比73.3%増)の推計が出ていますが、今年2025年はさらなる増加が期待されています。国別の消費額は多い順に中国、台湾、韓国、アメリカ、香港です。


これは訪日外国人数と比例しているわけではありません。2024年1月~3月の訪日外国人数は、多い順に韓国、台湾、中国、香港、アメリカでした。 

 

 

以下の要素が、2025年春節・ソルラル期間のインバウンド消費の追い風になると考えられます。

 

ビザ緩和:日中関係改善により訪日中国人数の増加を期待
多言語対応:WEBサイトやSNS、メニューや案内板の多言語化、ツールの提供
デジタル決済:外国人観光客向け、特に中国圏や韓国で多い決済手段を提供
特別プラン:春節期間限定の観光プランやサービスの提供、国別の傾向を把握
体験型や滞在型の観光:中国や韓国は初回訪日旅行が比較的少ないと考えられるため、新しい体験や滞在型観光の提供、また都市から地方への分散を推進

 

国・地域別、旅行時の支出カテゴリー

観光庁の調査結果(訪日外国人消費動向調査2024年1-3月期)を見ると、国や地域ごとで、支出が多いカテゴリーが異なります。

 

観光における旅行支出額順:
中国:買物代>宿泊費>飲食費>交通費>娯楽等サービス費
香港:買物代>宿泊費>飲食費>交通費>娯楽等サービス費
台湾:買物代>宿泊費>飲食費>交通費>娯楽等サービス費
アメリカ:宿泊費>飲食費>買物代>交通費>娯楽等サービス費
韓国:宿泊費>買物代>飲食費>交通費>娯楽等サービス費

国や地域だけではなく、年代ごとでも傾向が異なると考えられます。また、人気の観光地や商品も、国や地域、年代で様々だといえます。2025年に日本のさらなる魅力が伝わると良いですね。

 

参考文献
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001738293.pdf
https://www.jnto.go.jp/statistics/data/20240417_monthly.pdf
https://honichi.com/news/2024/09/17/syunnsetu2025/
https://honichi.com/news/2024/09/29/hongkong-holiday-2025/
https://honichi.com/news/2024/09/30/taiwan-holiday-2025/
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/580437cdae0d34fe668780725b8440bf3de967b9

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