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May. 15, 2025

「エンタメ翻訳」の新時代~世界に届くコンテンツづくりのカギと日本のグローバル戦略~


  • 日本のエンタメコンテンツを世界に届けたい、または海外のファン向けに発信を強化したい企業・個人(制作会社、配信プラットフォーム、マンガ家、ゲーム会社など)
  • 翻訳品質や適切な業者、翻訳方法に悩んでいる
  • 映像や歌詞、ストーリーといった“ニュアンス”が大切な翻訳分野で、誰に頼むべきか本気で検討している
  • 機械翻訳や動画自動字幕で問題が出て困った経験がある

こうした、「単なるビジネス翻訳」や「直訳」では通用しない、エンタメ業界特有の“伝わる翻訳”を求めているという声が多数あります。


日本エンタメ業界のグローバル展開:現況とトレンド

日本発エンタメ(映像・マンガ・音楽・ゲーム)は世界的な人気を持ち、現在もさまざまなグローバル展開が行われています。

  • アニメ配信大手のNetflixやCrunchyrollなどによる日本アニメの全世界同時配信
  • 世界の映画祭や音楽イベントでの日本作品の受賞・話題化
  • マンガやゲームの多言語化販売
  • YouTubeやSNSでの公式チャンネルによる発信 等々

現代の日本エンタメは、もはや「国内だけを見ていては成長できない」状況にあり、海外ファンの開拓と、グローバルな収益化が大きなテーマになっています。

今や、各国の文化・価値観に合わせた、“ネイティブ感のある”翻訳・ローカライズは必須です。

 

 

エンタメ翻訳、その独自性と重要ポイント

クリエイティブ性が高い

  • ただの情報伝達ではなく「世界観や感情」まで伝える訳が必要

 

セリフや歌詞、コピーなど“目立つ言葉”が多い

  • 直訳は違和感、受け入れられない

 

オタク・ファン層への“刺さる表現

  • サブカル用語、ミーム、ファンダム用語などの理解が必須

 

カルチャーギャップへの配慮

  • タブー表現やジョーク、風刺の扱い

【比較表:ビジネス翻訳 vs エンタメ翻訳】

  ビジネス翻訳 エンタメ翻訳
情報の正確性 最重視 必須だが“伝え方”を優先
直訳の可用性 高め(内容重視) 低い(意訳・感情重視)
独自用語対応 必要(業界ごと) 必須(作品・ジャンルごとに存在)
文化/社会性への配慮 最低限必須 強く求められる
クリエイティブ表現 あまり重視されない キャッチコピーやセリフに発揮される
親しみやすさ/ファン目線 二次的 最重視、現地ファンの声を訳に反映する必要

 

分野別にみるエンタメ翻訳の必要性・具体例

映像(映画・アニメ・配信)

  • 字幕・吹替・脚本・シナリオの翻訳
  • 単なる意味の把握ではなく、キャラクターの性格や時代背景、独特の言い回し、ギャグや擬音語なども的確に再現しなければ“違和感”や“炎上”につながります。
  • 海外配信時のタイトル、番宣文なども現地でウケる表現が必須

 

音楽(歌詞、インタビューなど)

  • 歌詞はリズムや韻を保ったまま意訳するセンスが問われる
  • ミュージカルやライブ配信でのMC通訳、アーティストの思いのローカライズ
  • インタビュー記事の機微もファンとの距離感に直結

 

マンガ・書籍・ゲーム

  • 擬音語やネタ用語、地域ギャグへの意訳
  • 台詞回しのテンション、ファン層の期待値に応じたセリフ調整
  • ゲームのシナリオ分岐やメニュー、キャラ説明を「遊び」の世界観ごと訳す

 

イベント・メディア(SNS/YouTube/オンラインイベント)

  • 公式発信・ライブ配信の同時通訳
  • グッズ・プレスリリース・ティザーや宣伝文のはやり言葉化
  • SNSでの翻訳誤爆や“バズ狙い”の言葉選び

 

機械翻訳とプロ翻訳(専門エンタメ翻訳)の違いを比較

【比較表:機械翻訳 vs. 専門エンタメ翻訳】

項目 機械翻訳 専門エンタメ翻訳
作品世界観の再現 不十分、直訳傾向 背景設定・キャラ性格・空気感も反映
ジョーク表現 誤訳・無視されることが多い 専門家のセンスで現地表現へアレンジ
翻訳の親しみやすさ 機械的、固い 現地ファンダムの“生きた言葉”で演出
タブー/表現規制 回避できず問題化もあり 文化・規制を熟知したローカライズ
編集力・監修力 ほぼなし 校閲・編集・世界観監修まで一貫対応
追加対応 不可 納得いくまで修正・提案が可能

 

成功事例・失敗事例から見える翻訳クオリティの影響

失敗例

  • ネットフリックスやYouTubeの自動字幕で、「名セリフ」や人名が誤訳されSNS炎上
  • 歌詞、セリフを直訳し“感動”や“面白さ”が消失し、海外ファンが「公式ではなくファン翻訳を愛用」

成功例

  • アニメ制作会社が現地出身の翻訳者+ファン監修を導入、「現地ミーム」に溶け込むセリフがSNSで祭りに
  • ゲームの日本語特有のジョークを、現地の現代風スラングにアレンジし、海外ストリーマー配信で盛り上がりが拡大

これらを見るように、作品魅力の広がり・ファンダムの形成に「翻訳クオリティ」が直結しているといえます。

 

エンタメ翻訳を依頼する際のチェックポイント

ジャンル別の実績確認

同じエンタメでも、アニメ・ゲーム・音楽で適性が変わる。具体的な翻訳事例やサンプルを必ず確認。

翻訳チームの構成

ネイティブチェック、有志ファン意見の活用、監修付きサービスなどをチェック。

 

コミュニケーション力

原作者・制作側とのディスカッションやキャラ設定など「世界観」まで深掘りできる翻訳パートナーを選ぶ。

権利・秘密保持

未発表作、重大なストーリーのネタバレ保護などの体制。

 

多言語展開体制

日本語→英語だけでなく、中韓、欧州、東南アジアなどへの多言語展開も可能か。



まとめ・エンタメ翻訳の未来像

エンタメ翻訳は、いまや「作品の魅力を最大限に届け、地球規模でファンを獲得するための必須スキル」となりました。

日本発のエンターテインメントが世界で愛され続けるためには、“翻訳=単なる言語変換”から脱却し、「世界観」・「感情」・「遊び心」までを再現できるパートナー選びが極めて重要です。

“あなたの作品を世界へ、本質ごと届ける”エンタメ翻訳で、グローバル展開を一歩リードしましょう!



【ご相談・お問い合わせ】


WIPジャパンは、アニメ・映画・音楽・ゲームほかエンタメ全般を熟知した担当者が在籍し、実績も多数。ファン目線×業界ノウハウで「伝わる翻訳」「愛される海外展開」を全力サポートします。

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