お客様の誰もが賢く翻訳を依頼したいと思うものです。特に、翻訳にかかるコストを抑えたいと希望される方がほとんどではないでしょうか。
この記事では、翻訳支援ツールを活用して、可能な限り翻訳コスト削減を実現する賢い発注方法についてお話しします。
ポイント1:翻訳支援ツールを使って賢くコスト削減
なぜ、翻訳支援ツールがコスト削減に重要なのでしょうか。
効率的に翻訳作業を進めるために、多くの翻訳会社が翻訳支援ツールというソフトウエアを導入しています。このツールを使用すれば、翻訳された情報をデータベース化(翻訳メモリ)でき、訳文の表現や用語の統一、過去の翻訳の再利用が可能となります。
類似した文章が多く含まれる翻訳の場合、翻訳支援ツールの活用によってコスト削減の最大化が見込まれます。また、最近話題の機械翻訳(AI翻訳)も、翻訳支援ツールを使えば導入することも可能となります。
翻訳支援ツールは、コスト削減にとても有効です。
ポイント2:さらなるコスト削減を可能にする賢い準備
実は、さらにコストを削減できる方法があります。
たとえば、依頼文書がPDFだと、WORD等に一度テキスト化する必要があり、原稿化コストが追加発生してしまいます。また、文章の途中で改行が挿入されているデータ、ルビがふられている文書、テキストが画像化されている場合など、翻訳支援ツールに読み込む前に前処理コストが必要になることがあります。
つまり、依頼する文書をしっかりと事前に準備できれば、余分なコストもかけずに済みます。ひいては、翻訳会社とのやり取りに要する時間や手間も省くことができ、納期の短縮も見込めることでしょう。
その他、賢い準備のためのチェックリスト
- 原稿はできるだけWORDにする
- 途中改行や誤字脱字を訂正して文書を整える
- 画像化された文章はテキスト化する
- 指定用語があればリスト化しておく
まとめ:
可能な限り翻訳コスト削減を実現する賢い方法として、翻訳支援ツールの活用を紹介しました。また、賢く準備することで、さらなるコストダウンも可能です。ITを活用しながら、ともに翻訳をつくっていきましょう。
翻訳支援ツールを使った翻訳は、「翻訳をつくる会社。」WIPジャパンにぜひご依頼くださいませ。(芳澤)