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Jun. 30, 2020

チェッカーから見た「良い翻訳」を発注するコツ(その1)

 

良い翻訳を入手するには「用語集(Glossary)」作成を

良い翻訳を入手するには、翻訳を発注される前に、原稿に含まれる固有名詞(人名、地名、部署名、施設名等)や変更できない社内用語について、用語集を作成されることをおすすめします。

 

翻訳者や翻訳に関係する作業を行う人は、常にどのような用語を選択するか、非常に気をつけています。その用語の意味はもちろん、イメージや隠喩(いんゆ)などにも注意して訳出していきます。

 

調べれば分かることも多いのですが、調べてもはっきりしないことや、答えの出ない場合があります。そのような場合、用語集があれば、不要な手間を省くことができますし、表記ゆれを減らしていくこともできます

 

逆に用語集がない場合、たとえば、Webサイト更新の際の翻訳であれば、それまでに記載されていたWebサイト上の用語を参考に用語集を作成するところから作業を始めたり、翻訳を行いながら用語集を作成したりすることになります。

 

ちょっとした手間が、良い翻訳につながる

発注から納品までの期間が短い場合など、翻訳する側にとっては、時間との戦いとなり、結果的に良い翻訳にならない場合もありえます。

 

特に会社の部署名やグループ名がWebサイトに記載されていない場合、一般的な翻訳を納品することになり、お客様に最後にご修正いただく手間になってしまいます。翻訳の内容に十分な時間をかけることができるよう、用語集の作成をぜひご検討ください。

ちょっとした手間が、良い翻訳につながる、そんなコツがここにあります。(原田)

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