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2021 Aug. 26

InDesignで作成したドキュメントを翻訳したい方へ(Trados編)

 

目次

関連記事:InDesignで作成したドキュメントを翻訳したい方へ(Memsource編)

マニュアルやパンフレットを作成するときに、InDesignを使っている方も多いのではないでしょうか。Wordファイルは誰でも操作できるという利点がありますが、レイアウトにこだわる場合は、一般的にはInDesignが使われていることが多いです。

 

さて、InDesignで作成したドキュメントを翻訳したい、と考えたときに、どのように依頼をすべきでしょうか?作成したPDFを翻訳会社に渡す?テキストをWordExcelにコピーする? 本記事では、InDesignで作成されたドキュメントを効率・コストパフォーマンスを高く翻訳する方法について説明します。

 

InDesignファイルをそのまま翻訳会社に渡してOK

Trados」と呼ばれる翻訳支援ツールを使えば、InDesignデータをそのまま翻訳対象として取り込むことができます。翻訳支援ツールについては、弊社の別記事にて解説をしておりますので、そちらをご覧ください。Tradosを用いて翻訳すれば、InDesignファイルに直接訳文を上書きすることができます。

 

したがって、InDesignファイルに訳文をコピーしていく作業が発生しないので、圧倒的に効率は高くなります。ただ、どうしても原文の言語と翻訳後の言語では文章の長さなどが変わってきてしまい、レイアウトの調整は必要です。

 

文字入りイラストには注意!

 Tradosを使えば、InDesignデータをそのまま取り込めると書きましたが、リンクファイルとしてIllustratorで作った文字入りイラストがある場合は、要注意です。Illustratorで作成したデータに含まれる文字については、Tradosで読み込むことができないからです。

 

イラストのリンクファイルも翻訳が必要な場合は、テキストを抜き出し、翻訳後にIllustratorに上書きする、という作業が必要になります。ファイル管理の便宜上、翻訳後のイラストのファイル名を変えてしまいたくなるかもしれませんが、ファイル名を変えてしまうとInDesignのリンクを再設定しなおさなければならなくなるので、ファイル名は変更せずそのままにしておくことをお勧めします。

 

InDesignのバージョンを確認しましょう

お使いのInDesignのバージョンによっては、Tradosに取り込めない可能性があります。翻訳会社が使用しているTradosバージョンとの互換性もありますので、依頼の際には翻訳会社に問い合わせてみるのがいいでしょう。Tradosでサポートされているファイル形式については、こちらから確認することができます。

 

Tradosで翻訳をすることで、翻訳ランニングコストの節約につながります

Tradosを用いて翻訳をすると、過去の翻訳内容をデータベース化し、簡単に参照できるようになります。InDesignを作って作成するデータは、類似のドキュメントが存在する場合が多いのではないでしょうか。

 

関連するドキュメントを追加で翻訳したい、と考えた場合、作成した翻訳メモリを用いて翻訳することで、文章の統一が図れるだけでなく、コストカットにもつながります。データベース化していない過去の翻訳を目視で確認しながら作業するのは非常に手間がかかるうえ、分量が多い場合には確認漏れは発生してしまうでしょう。Tradosを使えば、そのようなミスを防ぐこともできるので、そういった意味でもおすすめです。

 

今回はInDesignファイルを、Tradosを使って効率よく翻訳する方法についてご説明しました。DTP作業にかかる料金は、決して安いものではありません。ツールをうまく利用して、料金を抑えながら効率よく進めていくことをおすすめします。

 

 

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