<img src="https://trc.taboola.com/1341089/log/3/unip?en=page_view" width="0" height="0" style="display:none">
  • Twitter
  • facebook
  • LINE
  • pocket
  • はてな
Jul. 08, 2025

売買契約書の翻訳:国際取引で成功するための重要ポイントと関係部門の役割

 

国際ビジネスにおいて、商品やサービスの売買を規定する売買契約書は、取引を円滑に進め、潜在的なリスクから身を守るための基盤となります。異なる言語間での取引が増える中、契約書の正確な翻訳はもはや単なる形式ではなく、ビジネスの成否を左右する重要な要素です。

「海外取引の落とし穴」に陥っていませんか?

売買契約書の翻訳ミスは、時に法的トラブル、コスト増、そしてビジネスチャンスの喪失に直結します。本記事では、私どもが数多くの企業様の売買契約書翻訳を支援してきた経験に基づき、特に注意すべき8つの重要ポイントと、企業の各部門がどのように翻訳された契約書を活用し、関与していくべきかを具体的なケーススタディを交えて詳しく解説します。

売買契約書とは何か?その目的と国際取引における重要性

売買契約書は、売り手と買い手の間で商品やサービスの具体的な取引条件(品目、数量、価格、納期、支払い方法、保証、紛争解決など)を定める、法的に拘束力を持つ文書です。これは、単なる口約束ではなく、万一の際に当事者間の権利と義務を明確にするための法的証拠となります。

特に国際取引では、当事者間の法体系や商習慣が異なるため、予期せぬトラブルを未然に防ぎ、紛争が発生した際にどの法律が適用され、どのように解決するかを明確にする上で極めて重要です。曖昧な取り決めや不正確な翻訳は、後々大きな誤解や法的な紛争を引き起こすリスクがあるため、詳細かつ明確な書面での合意が不可欠となります。これにより、双方のビジネス上の安定性と予見可能性が確保されます。

英文売買契約書の特徴と和文契約書との違い

国際的な売買取引では、多くの場合、英語が共通言語として使用され、英文契約書が作成されます。英文契約書には、日本の契約書とは異なるいくつかの顕著な特徴があります。

  • 長く、網羅的: 英文契約書は、将来起こりうるあらゆる可能性のある事柄を、詳細かつ網羅的に記載する傾向が非常に強いです。これは、英米法圏に存在する口頭証拠排除法則(Parol Evidence Rule)などの法原則が背景にあります。この原則は、契約書に明記されていない口頭での合意や外部の証拠は、契約内容の解釈において原則として認められない場合がある、というものです。「書いていないことは行わない」という考え方が根底にあるため、リスクを詳細に検討し、それに対する実施事項や対処法を全て明確に記すことが重要になります。

  • ローコンテクスト文化: 曖昧さを徹底的に排除し、誰が読んでも同じ解釈になるよう、非常に明確で直接的な言葉で表現されます。これは、トラブルが発生した場合に訴訟に持ち込むことを厭わない、ある種の「性悪説」的な考え方が背景にあるためです。契約書は、たとえ信頼できない相手であっても、その言葉で相手を法的に縛ることができると考えるため、詳細な記述が求められます。

  • 英米法の概念: 多くの英文契約書は英米法(コモンロー)の概念に基づいて作成されており、日本の大陸法(民法など)とは異なる法的ロジックや用語が用いられます。例えば、「Representations and Warranties(表明保証)」や「Indemnification(補償)」といった条項は、日本の契約書には直接的な対応がない、英米法特有の重要な概念です。これらは、契約締結時点での事実関係の正確性や、将来発生しうる損害に対する責任の所在を明確にするためのものです。

一方で、日本の和文契約書は、相互信頼を前提とした「ハイコンテクスト文化」を反映し、多くの場合、英文契約書よりも簡潔で、柔軟な対応の余地を残す傾向があります。「別途協議事項」や「円満協議事項」といった条項がその典型例であり、問題が発生した場合に当事者間の話し合いによる解決を重視します。

したがって、和文契約書を英文に、または英文契約書を和文に翻訳する際には、単に言葉を置き換えるだけでなく、これら法体系や商習慣の違いを考慮した「リライト」や「調整」が不可欠になります。単に直訳しただけでは、国際取引の慣習に合致せず、相手方に理解されなかったり、大幅な修正が必要になったりして、交渉が長期化するリスクがあります。国際標準に合わせた表現や法的概念を用いることが、円滑な取引には不可欠です。

売買契約書翻訳における8つの重要ポイント

売買契約書翻訳の品質は、ビジネスの安定性に直結します。以下の8つのポイントを押さえることが、成功への鍵となります。

  1. 英文売買契約書の特徴を深く理解する

    長く網羅的で、ローコンテクスト文化に基づき、英米法の概念を色濃く反映している点を深く理解することが不可欠です。これにより、単語の表面的な意味だけでなく、その背後にある法的意図やリスクを正確に把握できます。

  2. 和文売買契約書との違いを考慮する

    短く柔軟な和文契約書とは異なり、国際取引においては単なる直訳では不十分です。日本の商習慣に基づく表現を、国際的なビジネス慣習に合致するよう調整するスキルが求められます。

  3. 契約書の特殊性を認識する

    契約書は法的拘束力を持つ文書であるため、一般文書の翻訳で求められるような流暢さよりも、権利・義務関係を極めて正確に言語化し、当事者の主張を明確に写し出すことが最も重要です。誤解の余地を一切排除した厳密な表現が必須となります。

  4. 高度な専門性の必要性を認識する

    英米法や国際取引に関する深い知識、そしてウィーン売買条約やインコタームズといった関連国際条約への包括的な理解が不可欠です。国際条例の中には頻繁に改正されるものもあるため、常に最新の情報に気を配り、学ぼうとする姿勢が重要です。専門知識に裏打ちされた翻訳でなければ、契約書に潜むリスクを読み取り、適切に表現することはできません。

  5. AI翻訳の活用と限界を理解し、適切に利用する

    AI翻訳技術は飛躍的に進展し、長文の売買契約書でも短時間で翻訳を完了させることが可能になり、コスト削減にも寄与しています。しかし、AI特有の「出力の揺れ(毎回出力が異なる)」「訳抜け(ある情報が欠落している)」「湧き出し(本来ない情報が出力される)」といった課題は依然として存在します。また、AIは文脈や法的ニュアンス、商習慣を完全に理解することは困難であり、誤訳や不自然な表現が生じることがあります。

    そのため、売買契約に特化した専門の翻訳者によるレビューや校正が不可欠です。AIを効率化ツールとして最大限活用しつつも、最終的な品質保証は人間の専門家が行うという、AIと人の強みを組み合わせたアプローチが最も効果的です。

  6. 厳格なセキュリティ対策を確認する

    売買契約書には、価格情報、供給先の詳細、独自技術に関する条項など、企業の重要な機密情報が多数含まれます。これらの情報が外部に漏洩した場合、企業の競争力低下、信用失墜、法的な責任問題など、甚大な損害を被る可能性があります。

    翻訳を依頼する際には、翻訳会社が情報セキュリティポリシーの策定と公開技術的対策(ファイアウォール保護、アクセス制限、ウイルス対策ソフトの導入)、物理的対策(入退出管理、出力原稿の適正な処分)、そして人的対策(従業員へのセキュリティ教育、秘密保持契約(NDA)の締結)を適切に行っているかを、徹底的に確認することが極めて重要ですし、私どもは最高レベルのセキュリティ管理を徹底しています。貴社の重要な情報を預けるに足る、信頼できるセキュリティ体制を持つ翻訳会社を選びましょう。

  7. コストは「総コスト」で判断する

    翻訳にかかるコストは、単に翻訳料金だけでなく、その後の工程にかかる費用も含む「総コスト」として考えるべきです。総コストとは、「(A)翻訳料金」+「(B)翻訳会社からの納品後、社内での訳文チェックや修正にかかるコスト」+「(C)翻訳会社からの納品後、レイアウト・書式・図式処理にかかるコスト」を指します。

    翻訳料金が相場よりも安価であっても、その後の社内でのチェックや修正に多大な労力と時間がかかり、結果的に総コストが高くなる「安物買いの銭失い」になるケースも少なくありません。逆に、初期の翻訳料金がやや高くても、品質が高く、修正がほとんど不要であれば、総コストは抑えられます。表面的な料金だけでなく、品質とそれに伴う後工程のコストを総合的に判断することが重要ですし、私どもはこのような観点からお客様に最適なサービスを提案するよう努めています。

  8. 信頼できる翻訳会社を慎重に選ぶ

    翻訳業界は参入障壁が低く、入れ替わりも激しいのが実情です。その中で、売買契約書のような重要文書を任せられる信頼性の高い翻訳会社を見極めるには、以下のポイントを確認しましょう。

    企業情報がWeb上で公開されているか
    (会社の所在地、連絡先、事業内容などが明確にされているか)

    経営陣の写真・プロフィールが掲載されているか(透明性と責任感の高さの指標)

    翻訳者・翻訳コーディネーターのプロフィールが掲載されているか
    (どのような専門性やバックグラウンドを持つ翻訳者が在籍しているか)

    そして何よりも実績と専門分野の確認が重要です。

    売買契約書や、貴社が属する業界の翻訳実績が豊富かを確認し、大手企業との取引実績がある場合でも、それがどのような分野の翻訳であったかまで深掘りして確認することが大切です。

    また、実際に翻訳品質を確認できるトライアル翻訳を提供しているかどうかも、判断材料となります。良い翻訳会社であれば、専門外の案件を安易に引き受けず、質問にも真摯に答えてくれるはずです。

売買契約書の翻訳は誰に必要なのか?ケーススタディで見る関係部門の役割

売買契約書の翻訳は、一見すると法務部門や国際ビジネス部門だけが関わるものと思われがちですが、実際には企業の様々な部門・部署が、それぞれの役割に応じてその内容を理解し、活用する必要が出てきます。これは、契約書がビジネスのあらゆる側面に影響を及ぼすためです。

ここでは、具体的なケーススタディを通して、売買契約書の翻訳がどのような部門・部署の人々に必要とされるのかを見ていきましょう。

ケーススタディ1:新しい海外サプライヤーとの部品調達契約

状況: 日本に本社を置く自動車部品メーカーが、コスト削減と供給網の多様化のため、東南アジアの新しいサプライヤーから重要部品を調達することになりました。両社間で英文の売買契約書を締結する運びとなります。この契約の正確な翻訳は、以下の部門にとって不可欠です。

  • 法務部:

    • 必要性: 契約書全体のリーガルチェックを主導し、日本の法律と現地の法律との整合性を確認します。特に、責任制限、不可抗力、保証、紛争解決といったリスク条項を精査し、自社にとって不利な条件がないか、万一のトラブルの際に適切に対応できる内容になっているかを確認するため、専門用語や法的ニュアンスを完全に捉えた翻訳が不可欠です。

    • ケース: 英文契約書の原案を和訳し、日本の法務基準に照らして問題点を洗い出します。過去には、海外サプライヤーとの間で、納期遅延によるペナルティ条項の解釈の違いから、数千万円規模の損害賠償請求を受けたケースがありました。この際、契約書の翻訳が曖昧だったため、交渉が難航しました。これを教訓に、私どもは契約書の文言一つ一つが明確に意図を伝えるよう、正確な翻訳と法的整合性の確認を徹底しています。

  • 購買部(調達部):

    • 必要性: 調達する部品の仕様、品質基準、数量、価格、納期、支払い条件など、商務的な条件を詳細に確認します。契約書の内容が、調達計画やコスト目標に合致しているか、また、供給体制に影響を及ぼす可能性のある条項(例:最低発注量、価格改定条件など)がないかを把握するため、ビジネス上の文脈を理解した翻訳された契約書が不可欠です。

    • ケース: 支払い条件で「Letter of Credit(信用状)」の条項がある場合、その詳細な手続きや条件を把握し、自社の経理部門と連携するために翻訳された内容を確認します。納期遅延に関するペナルティ条項がどの程度厳しいものか、現場担当者が理解できるよう、分かりやすい言葉で翻訳されていることが求められます。

  • 生産部(製造部):

    • 必要性: 調達部品の品質保証条項、検査基準、不良品発生時の対応、供給中断リスクに関する条項などを理解する必要があります。契約内容が生産計画や品質管理体制に影響を与えないかを確認し、問題発生時の対応手順を正確に把握するため、翻訳された契約書が必要です。

    • ケース: 「Warranty(保証)」条項や「Inspection(検査)」条項を和訳で確認し、自社の品質管理基準と照らし合わせます。万一、不良品が発生した場合の返品・交換プロセスがどのように定められているか、現場の担当者が混乱なく理解し、迅速に対応できるよう、明確に翻訳されていることが重要です。

  • 経理部(財務部):

    • 必要性: 支払い条件、通貨、為替レート、税金、インコタームズ(貿易条件)、遅延利息など、金銭に関わる全ての条項を詳細に確認します。これらの条項は資金繰りやコスト計算、会計処理に直接影響を与えるため、正確な翻訳に基づいた理解が極めて重要です。

    • ケース: 支払いサイト(支払い期日)や支払い通貨、遅延利息に関する条項を和訳で確認し、資金計画に正確に組み込みます。インコタームズのDDP(Delivered Duty Paid:仕向地持ち込み渡し・関税込み)条件であれば、輸入関税や税金、保険料の負担が自社になることを翻訳文から正確に把握し、コスト計算に含めます。

ケーススタディ2:海外顧客への新製品販売契約

状況: 日本のIT企業が、開発したばかりのSaaS(Software as a Service)を欧米の企業に提供するため、英文のサービス売買契約書を締結する段階です。この契約の翻訳は、以下の部門にとって不可欠です。

  • 営業部(海外営業部):

    • 必要性: 契約の範囲、サービスの利用条件、価格設定、サポート体制、契約期間、解約条件など、商談の最終的な内容を正確に把握するため、翻訳された契約書が必要です。顧客からの質問に自信を持って答え、交渉を円滑に進める上で不可欠な情報源となります。

    • ケース: サービスの利用範囲や機能制限、SLA(Service Level Agreement:サービス品質保証)に関する条項を和訳で確認し、顧客への説明資料に正確に反映させます。かつて、あるIT企業様が海外顧客とのSaaS契約において、SLA条項の翻訳の曖昧さから、顧客が期待するサポートレベルと実際の提供レベルに大きなギャップが生じ、契約解除の危機に瀕した事例がありました。私どもは、このような事態を避けるため、契約のビジネス上の意図まで汲み取った翻訳を心がけています。

  • 製品開発部(エンジニアリング部):

    • 必要性: サービス内容の定義、保証、免責事項、知的財産権の取り扱い、セキュリティ要件など、技術的な側面に関わる条項を正確に理解する必要があります。契約内容が製品の仕様や将来の開発ロードマップに影響を与えないかを確認し、技術的な実現可能性と整合性を図るため、翻訳された契約書が求められます。

    • ケース: SaaSの稼働時間保証(SLA)や、顧客データセキュリティに関する条項を和訳で確認し、自社の技術的な対応能力やセキュリティ基準と照合します。顧客からのカスタマイズ要求があった場合、その範囲が契約書でどのように定められているかを翻訳文で確認し、開発計画に反映させます。

  • 法務部:

    • 必要性: 契約締結における法的な妥当性、リスク管理、国際法(特にEUのGDPRなどのデータ保護規制)への準拠性を徹底的に確認します。知的財産権の移転やライセンス供与に関する条項、紛争解決方法などを精査するため、法律知識に基づいた正確な翻訳が不可欠です。

    • ケース: 顧客の所在国の法律が適用される場合の条項を深く理解し、日本の法律との間で矛盾や不利な点が生まれないか確認するため、専門性の高い翻訳が求められます。クロスボーダー取引における管轄権や準拠法に関する条項の検討も行います。

  • カスタマーサポート部:

    • 必要性: サービス提供範囲、サポートレベル、営業時間、免責事項、ユーザーの義務など、顧客サポートに関わる全ての条項を理解する必要があります。顧客からの問い合わせ対応やトラブルシューティングの際に、契約書の内容に基づいた適切かつ一貫した対応を行うため、翻訳された契約書が必要です。

    • ケース: サポートの範囲(例:24時間対応か、平日のみか、対応言語)や、サポートの対象外となる問題(例:顧客側のシステム不具合、誤操作)が契約書でどのように明記されているかを和訳で確認し、対応マニュアルやFAQに正確に反映させます。

よくある質問(FAQ)

売買契約書の翻訳に関して、お客様からよくいただくご質問とその回答をまとめました。

Q1: 売買契約書の翻訳を依頼する際、最も重要な確認事項は何ですか?
A1: 最も重要なのは、その翻訳会社が契約書翻訳における豊富な実績と、法務・ビジネスに関する深い専門知識を持つ翻訳者を擁しているか、そして厳格な情報セキュリティ体制を確立しているかです。安価な料金だけでなく、最終的な品質とリスク管理の観点から総合的に判断することをお勧めします。

Q2: 緊急で売買契約書の翻訳が必要な場合、対応してもらえますか?
A2: はい、緊急の翻訳ニーズにも柔軟に対応しています。ただし、契約書の複雑性や量にもよりますので、まずはご相談ください。緊急案件の場合でも、品質を犠牲にしない体制を整えております。

Q3: 売買契約書の翻訳にかかる費用はどのくらいが妥当ですか?
A3: 翻訳料金は、言語の組み合わせ、文字数、専門性、納期などによって変動します。一般的な目安としては、専門性の高い法律文書であるため、一般的なビジネス文書よりも単価が高くなる傾向にあります。重要なのは、「総コスト」で考えることです。翻訳後の修正やチェックにかかる時間と労力も考慮し、総合的な費用対効果で判断してください。

Q4: 自社で売買契約書を翻訳する場合の注意点はありますか?
A4: 自社翻訳はコストを抑えられますが、法的・ビジネス上のリスクが非常に高いです。特に、法的ニュアンスの誤解、専門用語の誤訳、文化・商習慣の違いによる解釈のズレなどが生じやすく、後々の紛争に繋がりかねません。経験豊富な専門家による最終チェックは必須と言えます。

Q5: 英文売買契約書のテンプレートはどこで入手できますか?
A5: インターネット上には多くの無料テンプレートが存在しますが、これらをそのまま使用することは推奨しません。テンプレートは一般的なものであり、貴社の具体的な取引内容やリスク、準拠法に合致しているとは限らないためです。必ず専門家によるカスタマイズとレビューを受けてください。私どもにご相談いただければ、貴社のニーズに合わせた契約書の作成やレビューに関するアドバイスも可能です。

まとめ

売買契約書の翻訳は、単なる言語の変換に留まらず、法的・商業的なリスク管理とビジネスの円滑な推進に直結する、極めて専門性の高い業務です。英文と和文の契約書が持つそれぞれの特徴を深く理解し、専門知識を持つ翻訳者の力を借り、セキュリティ対策や総コストを総合的に考慮して信頼できる翻訳会社を選ぶことが、国際ビジネスでの成功への鍵となります。

法務、購買、生産、経理、営業、開発、カスタマーサポートといった企業の様々な部門が、それぞれの視点から契約書の内容を正確に理解し、連携することで、国際ビジネスにおける潜在的なリスクを最小限に抑え、安全かつ効率的な取引を推進することが可能になります。

私どもは、このような複雑な売買契約書の翻訳において、貴社の各部門のニーズを理解し、最高品質の翻訳とサポートを提供することをお約束します。貴社の売買契約書翻訳に関して、ご不明な点やご相談がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

契約書の翻訳-1WIPジャパンは、東京弁護士共同組合神奈川県弁護士共同組合をはじめとする全国23の弁護士共同組合の特約店に認定されています。
ご相談は無料です。いつでもお気軽にご連絡ください。

 

【無料】PDFダウンロード

image-png-Feb-26-2025-03-24-12-5725-AM契約書の基本用語英訳50選

一言に契約書といっても、業務委託契約書(Services Agreement)、独立請負人契約書(Independent Contractor Agreement)、秘密保持契約書(Non-Disclosure Agreement)、業務提携契約書(Business Partnership Agreement)など、様々なものがあり、契約の種類も多様化しています。

契約内容を正しく理解し、法的リスクを回避するには、適切な英訳が不可欠です。本記事では、契約書における基本用語の英訳50選をご紹介します。 
>>PDFダウンロード(無料)


翻訳発注に失敗しない10のポイント「翻訳発注」に失敗しない10のポイント

翻訳の発注に失敗しないためには、どうすればいいのか。

翻訳外注コストを抑えるには、どうすればいいのか。
これらの課題の解決策をお教えします。

翻訳発注に失敗しないためには、知らないではすまされない重要なポイント!

優れた翻訳会社ほど多忙で引く手あまたです。価格が相場に比べて格段に低い翻訳会社は、良心的なのか、それとも単に制作プロセスを簡単に済ませているだけなのかをよく見極めましょう。また、同じ翻訳会社でも、制作プロセス次第で翻訳料金は大きく上下します。希望するレベルを詳細に伝えることで、翻訳会社は最適なプロセスをデザインすることができます。 >>PDFダウンロード(無料)


契約書翻訳に役立つリンク集

法務省大臣官房司法法制部「法令翻訳の手引き」(PDF)
日本法令外国語訳推進会議「法令用語日英標準対訳辞書」(PDF)
Publiclegal(英文契約書のテンプレートや書式を無料で提供)
日本法令外国語訳データベースシステム(法務省が開設した日本の法令の英訳サイト)
weblio 英和辞典・和英辞典
英辞郎 on the web

 

契約書翻訳に関連する記事

【2024年版】ビジネスで欠かせない「契約書翻訳」におすすめの8つのポイント
契約書翻訳を依頼する際に知っておいていただきたいこと
契約書の翻訳を外注するとき、特に注意すべき3点
翻訳会社のプロの法律系翻訳者が選ぶ!契約書の英訳におすすめの書籍12選
法律文書:AI翻訳時代における人力翻訳の価値とは?

  • Twitter
  • facebook
  • LINE
  • pocket
  • はてな

翻訳会社を選ぶおすすめの依頼方法:失敗しない10のキホン

WIPの翻訳をつくるサービスはこちら