今回は事例紹介を兼ねて、先ごろ公開された航空会社の「キャンペーン動画」(4言語)を担当したコーディネーターたちの感想をまとめてみます。
営業担当とは異なり、どちらかといえば「裏方」に徹することの多いコーディネーター。彼らの生の声をとおして、WIPコーディネーターの取り組みの一端をお届けします。
クライアント名:FUTUREK SG様
コンテンツ:ANA様キャンペーン動画
ターゲット言語:英語、タイ語、インドネシア語、中国(繁体字)
ご提供サービス:多言語翻訳および言語アドバイザリー・サービス
繁体字(台湾)
繁体字(香港)
“インフルエンサーの方々の表情や言葉、動きが、日本への旅行と滞在に関するイメージ、そして人々の「日本に行きたい!」と思う気持ちを喚起します。そこで、インフルエンサーの方々をインスパイアするような言葉・表現を追求したいと考えました”
(中国語担当コーディネーター)
“課題となるのは、各ターゲット言語の言語特性を守りつつ、全体としての「統一感」を保持することでした。そのために、コーディネーター間で何度もディスカッションをかさねました”
(タイ語担当コーディネーター)
“言語エキスパートであるネイティブスタッフと常に連携して、FUTUREK SG様からのご質問やご指摘・ご指示に対応させていただきました。プロセスを通じて、多言語表現の可能性が広がるのを実感でき、まさにコーディネーター冥利に尽きるお仕事でした”
(インドネシア語担当コーディネーター)
英語(フィリピン)
英語(シンガポール)
英語(マレーシア)
“最初のキックオフ・ミーティングで感じたことですが、FUTUREK SG様はおどろくほど翻訳業務のことをご存知でした。翻訳に潜む課題や「落とし穴」についてはもちろんのこと、同時に翻訳の可能性についても。
ミーティングを通じて、私たちに期待されていることが何かを具体的かつ明瞭に理解することができました”
(英語担当コーディネーター)
“FUTUREK SG様は私たちを'チームメイト'として、ひとつの「作品」を共同で作りあげるプロセスに迎え入れてくださいました。このことが何よりうれしく、おかげで弊社スタッフのモチベーションが一挙に高まりました”
(プロジェクトマネージャー)
翻訳のことを熟知されているお客様FUTUREK SG様とのコラボレーションは、すべてのコーディネーターにとって、やりがいと充実感を満喫できる貴重な機会となりました。それぞれに自信を深め、また仕事に対する新たなモチベーションが得られたようです。
さて、多言語で表現し、伝えるうえで欠かせないのは、「何を伝えるか」に関して、コンセプトや思いをお客様との間でしっかりと共有できていること。これがすべての前提であり、出発点です。
そして、私たちとは考え方も感じ方も異なる人々に向けて、伝えたいコンセプトなり思いを表現する方法として、言葉の「単なる置き換え」では、残念ながらまったく足りません。
そこで求められているのは、メッセージを受け取る人の情緒に確実に届く、自然で、かつ磨き抜かれた表現としての言葉であり、その言葉をお求めになるお客様のために、お客様と一緒に対話を続けるコーディネーター+ネイティブスタッフの卓越したチームワーク力なのです。
日本の魅力を最適なかたちで海外にお伝えするお手伝い。これまでも、そしてこれからも、私たちWIPジャパンは「翻訳をつくる」最高のサービスをお届けいたします。