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Think More Globally

世界に挑戦する企業を応援するニュースレター

ニュースレター:2024年8月号

名言語録

「オリンピズムは肉体と意志と精神のすべての資質を高め、バランスよく結合させる生き方の哲学である。」

Olympism is a philosophy of life, exalting and combining in a balanced whole the qualities of body, will and mind.

オリンピック憲章・オリンピズムの根本原則

社長よりごあいさつ「暑中お見舞い申し上げます。フランスと言えば…」

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パリ五輪開催中ですが、いかがお過ごしですか。さて、フランスと言えば、私が大好きな映画「シラノ・ド・ベルジュラック」を思い出さずにはいられません。この映画、何度観たかもう覚えていないほどです(笑)。きっとフランス人男性たちも、心の底ではシラノのような男に憧れているに違いありません。シラノは優れた剣の使い手であり、詩人であり、頭が良く、細やかな心の機微を理解する才能を持っています。さらに、おしゃれであり、自分をバカにする奴は容赦なくやっつける。そして何より、片思いに身を焦がし、死ぬ間際に愛する女性と心が通うという、そのロマンティックさ! 本当にかっこいいですよね。

 

そんなフランス人が熱狂する団体スポーツといえば、サッカー、ラグビー、バスケットボール、バレーボールの4つ。今回の五輪でも、この競技に注目が集まることでしょう。彼らの熱狂ぶりを見ると、フランス人のスポーツへの情熱がひしひしと伝わってきます。暑さも本格化してきましたが、どうかご自愛ください。パリ五輪出場選手を応援しながら、この夏を乗り切りましょう!

 

(上田輝彦)

世界の表記文化はこれだけ違う:数字の書き方

数字の書き方

元々日本の数の単位といえば、十、百、千、万、億、兆・・・ですが、一旦脇に置いて世界各国の数字の表記方法に目を向けてみましょう。国によって、数字の区切りにはカンマを使うか、ピリオドを使うか、あるいはスペースを使うかが異なります。

 

また、区切る桁数も3桁ごとに区切る国と、2桁ごとに区切る国があります。例えば、みなさんおなじみの「1,234,567.89」という数字表記は、日本、米国、英国、中国、韓国、オーストラリア、タイなどで一般的ですが、世界のどの国でも同じだと思ったら間違いです。欧州の多くの国(ドイツ、イタリア、オーストリア、ベルギー、デンマークなど)や南米(ブラジル、アルゼンチンなど)では、「1.234.567,89」という表記方法を用います。ピリオドとカンマの使い方が逆です。また、欧州の他の国(フランス、スウェーデン、ノルウェー、チェコなど)やロシア、南アフリカでは、数字を「1 234 567,89」というように、スペースを使って3桁ごとに数字を区切り、小数点にはカンマを使用します。一方、インド、パキスタン、バングラデシュ、ネパールなどでは、10万以上の数字の場合、小さな方の3桁以外は2桁区切りとなり、「12,34,567.89」と独特のスタイル表記となります。

訪日観光に必要な多言語対応 〇〇、△△、◇◇

訪日観光に必要な多言語対応_202408

一般的に「旅行」は、旅行前の準備、旅行の最中、旅行後の期間に分けることができます。インバウンドを含め最近では、これを「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」ということが多くなっています。「旅マエ」よりも前の、旅行先を決める段階となる「プレ旅マエ」もあります。


・プレ旅マエ:訪日の約4ヶ月以上前、旅行へ行くかどうか、旅行先を決める期間
・旅マエ:訪日の約1ヶ月~3ヶ月前、旅行先での計画を立てる期間
・旅ナカ:旅行中
・旅アト:帰国後1ヶ月程度、旅の思い出をSNSに投稿したりお土産を配ったりする期間

 

その「旅」の期間ごとに必要な多言語対応があります。「プレ旅マエ」「旅マエ」では旅の計画や準備として〇〇が最も活躍するでしょう。「旅ナカ」では多言語対応の△△が大いに役立ちます。旅行中にふと寄ってみようと思った際の現地ツアーの申し込みなどでは、〇〇が活躍します。そして消費活動の促進という観点から、「旅アト」では◇◇が特に活躍します。

 

・・・回答はこちらからどうぞ。

https://japan.wipgroup.com/media/tabiato

WIPライブラリー:今月のおススメ本

星の王子さま1

今月はフランス人・サンテグジュペリのあまりに有名な「星の王子様」を採り上げます。同書は砂漠に不時着した飛行家がふしぎな子どもに出会った物語。星の王子様は、大事にしていた1本の花と仲たがいをして旅に出かけ、地球に来る前に6つの惑星を訪れました。王様、大物気取りの男、酒浸りの男、計算ばかりしている実業家、街灯を頻繁に点けたり消したりする人、世間に興味を示さない地理学者に出会いました。そして地球に来た王子様は、自分の星に残してきた1本の花がどれほど特別であったかを再確認して、別れを告げて自分の星に帰っていくという物語です。

 

惑星で出会った人物は、現代社会で私たちが溺れがちな価値観を象徴しているのかもしれません。「つまらないことにこだわっていませんか」「本当に大切なものを忘れていませんか」という哲学的なテーマを感じます。大切なものを見失いがちな現代人に、真の価値を見つけるための視点をあらためて提供してくれる一冊です。

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