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名言語録
「好奇心はいつでも新しい道へと導いてくれる。」
ウォルト・ディズニー(米国・映画監督)
先日、箱根湯本温泉にてホタル観賞を楽しむ機会がありました。夜の静寂の中に浮かぶ光は、まるで夢の中にいるかのような幻想的な体験で、映画「ホタル」の一場面を思い出しました。それは、知覧の特攻隊員である宮川少尉が、出撃前夜、食堂のトメさんに「(明日9時)蛍になって帰ってくる。蛍が来たら僕だと思って追い払わないで迎えてください」と告げます。翌日の夜、ラジオが9時を告げると、開いた表戸の隙間から一匹の大きな蛍が入ってくる。トメさんと娘たちは「宮川さんが帰ってきたわよ」と叫び、皆で「同期の桜」を歌い始めます。このシーンは涙なくしては観られません。ホタルの幽玄な光は、一瞬で消えてしまう儚さと美しさを併せ持ち、亡くなった人々の魂を連想させます。
あらためて、遠い場所で起きているとはいえ、同じようなことがウクライナやガザ地区で起きていることを思うとやりきれなくなります。ホタルの光は、生命の尊さを再確認し、その一瞬一瞬を大切に生きることの重要さを感じさせてくれるのです。
(上田輝彦)
日付の表記方法は国によって大きく異なります。例えば「12/07/05」という日付を見たとき、これが何年何月何日を意味するかは国によって解釈が異なります。日本では、多くの人がこれを「2012年7月5日」と理解します。
しかし、他の国々ではどうでしょうか?米国では、「2005年12月7日」と解釈されます。これは月/日/年の順に書かれるためです。一方、英国では「2005年7月12日」と解釈されます。英国の表記は日/月/年の順です。中国では、日本と同じように「2012年7月5日」と解釈されます。ヨーロッパでは国によって異なり、英国と同じく日/月/年の順に理解する人もいれば、日本と同じように年/月/日の順に理解する人もいます。
このように、日付の表記は国や地域によってさまざまなので注意が必要です。誤解を避けるために、できるだけ「YYYY/MM/DD」や「DD/MM/YYYY」などの形式を使うか、月を英語の略語で表記するなどの工夫をすると良いでしょう。
日本に住む外国人の数が増えています。その数は10年で約1.5倍になり、現在320万人を突破しました。こうした増え続ける外国人の方々のため、特に行政やニュースなどにおいて、近年では機械翻訳が用いられることが増え、性能が向上し無料で使える機械翻訳は、多言語翻訳に手軽に利用されるようになっています。しかし、機械翻訳の精度はまだまだ人による翻訳を超えるものではありません。混乱を招いてしまったり、誤った情報を伝えてしまったりすることさえあります。
では人力で翻訳すればいいかというと、今度は言語選択という別の問題にぶつかります。在留外国人の国籍からみると上位10の公用語だけで9言語にのぼり、それらすべてに翻訳するのはコストを考えると非現実的です。
では、今よりもっと多くの在留外国人に必要な情報を正確に届けるためには、どうしたらいいでしょうか。そこで注目したいのが、「やさしい日本語」です。
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今月は、教育者であり合気道の達人であるジョージ・レナードの『達人のサイエンス』を採り上げます。同書は、人生のあらゆる分野で長期的に成長していくための深い考え方を示すガイドブックです。
簡単にまとめますと、達人の道は直線的ではなく階段状に進歩していく。全然進歩しない期間(プラトー(高原):伸び悩み時期で学習曲線が水平になる状態)に辞めるか辞めないかが重要。辞めずに続ければ、急に上達する瞬間が訪れるから、この各プラトーの時期を楽しめると、やがて達人に至ることができる、と。
アーティスト、アスリート、ビジネスプロフェッショナル、または単により意味のある人生を求める人であれ、どんな壁にぶつかっても挫けないためには、この本の教えを知っているか知らないかで大きく変わると思います。