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TMG
(Think More Globally)
2020年3月号

世界の吉兆

風で帽子が飛んで川に落ちると吉兆(ドイツ)

3月生まれのアインシュタイン、得意なこと以外はダメだった

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相対性理論を作り上げたアインシュタイン。彼こそまさに天才にふさわしい人物ですが、彼が4歳ごろまで人と話すことができず、9歳ごろまで言葉を正しく使えなかったことをご存じですか。

数学と物理は得意でしたが、それ以外はさっぱりダメ。友人は彼のことを「のろま」とバカにし、先生は彼のことを「頭は悪いし、友達とは遊べないし、馬鹿げた空想の世界にいつまでも浸っている」と言っていたそうです。

結局、学校を退学し、チューリッヒ工業学校(現チューリッヒ連邦工科大学)を受験するも総合点で初年度は不合格でした。数学と物理の点数が非常に良かったので、中等教育を学び直すことを条件に翌年入学できたそうです。

苦手なことではなく得意で好きなことに集中することで、天才は出現するんですね。

世界に存在する膨大な数の言語。一体いくつあると思いますか?

言語には方言なのか別言語なのか、判別が難しいものが多々あります。スペイン語とポルトガル語はおおよそ通じますし、スウェーデン語とデンマーク語も互いに意味が大体わかります。江戸時代の津軽弁と薩摩弁の方が言語間の距離は遠いでしょう。

言語数を正確に数えることはほぼ不可能です。しかし、研究者によって大きなばらつきがあるものの、世界には約3千から8千の言語があると見積もられています。

そのうち90%が今世紀中に絶滅すると言われています。あまり認知されていませんが、日本にも絶滅寸前の言語があります。

UNESCO(国連教育科学文化機関)によれば、アイヌ語、与那国語、八重山語、宮古語、沖縄語、奄美語、八丈語が絶滅の危機に瀕する言語です。

翻訳者にとっての必須スキル、英文読解力について考える

英文和訳をするには原文である英語を読む必要がありますが、読解力=英語力ではありません。読解力とは大辞林では「文章を読んで、その内容を理解すること」。もし英文読解力=英語力だとすれば、英語力をもつ人は英文読解力をもつことになりますが、必ずしもそうではありません。

日本人の多くは日本語力をもっていますが、皆が皆、「文章を読んでその内容を理解する力」をもっているとは限りません。では、読解力を身につけるにはどうしたらいいのでしょうか…(田村) 

→ 続き(詳しく)はこちらをお読みください。 https://japan.wipgroup.com/media/reading_ability_in_english

BOOK Review:「『中国全省を読む』事典」新潮文庫

新型肺炎の発生源となった武漢市は、北京と広州をつなぐ陸路と、上海と四川・重慶をつなぐ水路が交差する交通の要所であり、感染が広がる地理的な要因になりました。

湖北省は、その名の通り洞庭湖の北に位置しており、日産が合弁で設立した、中国五大自動車メーカーの一社・東風汽車でも有名です。

同省は三国志の華やかな舞台であり、名戦場の赤壁、諸葛孔明が隠居し劉備玄徳が三顧の礼で3回訪れた襄陽、曹操からの敗走中、趙雲が劉備の赤子を助け出し、張飛がしんがりを務めた当陽県長坂、一時期関羽が治めていた荊州など、三国志好きにはたまらない有名なポイントが多数あります。

また、崩壊リスクで話題になっている三峡ダムは同省宜昌市。中国の様々なニュースを視聴する際、少し古い情報ですが手元に置くと便利な1冊です。

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