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世界に挑戦する企業を応援するニュースレター
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名言語録
「失ったものを数えるな、残されたものを最大限生かせ」
ルートヴィヒ・グットマン(パラリンピック創始者)
台風で被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。暑さがおさまる季節となってきましたが、いかがお過ごしですか。
さて、パリパラリンピック開催中ということで、今回はパラリンピックで15個の金メダルを取ったスイス人、ハインツ・フライ氏を採り上げます。彼は、20歳のときに山岳レースで崖に落下し下半身麻痺となりました。しかし、スポーツへの情熱を捨てられず、車いすマラソンのトレーニングを開始します。そんな中、日本パラリンピックの父と呼ばれる中村裕医師の提案で始まり、世界初の車いす単独の国際マラソン大会として開催された大分国際車いすマラソン(第3回)に出場することに。その後、本格的なトレーニングを開始した彼は、第10回大会で初優勝を果たし、以降10連覇を含む計14回の優勝を記録しました。
彼はかつて、いろんなことに挑戦できた今では、障がいを負ってよかった、健常者より障がい者こそスポーツをしなければならない、と述べたことがあります。その意味は、障がい者にとってスポーツは自立心を育てるものであると。重度の障がいでないにもかかわらず、すべてを家族に頼るのはフェアではない、自立するためにはトレーニングを行い、自分で動けるようになる必要がある、そして、日常生活では家事や移動を自分でこなすことが重要であり、自分でできることを見つけることが大切だ、と述べています。本当に頭が下がります。
全てのパラリンピック出場選手にも、それぞれの艱難辛苦があったことと思います。今大会で思う存分力を発揮してください。応援しています。
(上田輝彦)
世界の国で最も多く翻訳されている「本」「マンガ」「映画」「ゲーム」「文学作品」とは何でしょうか?現在、世界で最も多く学習されている言語とは?「翻訳」の役割の一つは、「ある国の文化を、別の国の感覚で楽しめるようにすること」といえます。翻訳物がきっかけで、その国の文化や言語に興味を持つことも多く、実際に日本語に興味を持ったきっかけが、アニメや漫画という外国人の方も多いです。世界で最も多く出版および翻訳されたのが「新約聖書」であることは有名な話ですが、漫画、映画、ゲームなどについてはあまり広く知られていないのではないでしょうか。
以下のサイトでは、翻訳物にまつわる世界ランキングを紹介しています。
元々日本の「長さ」の単位といえば、里・町・間・尺・寸・分ですが、1959年に尺貫法は廃止されメートル法に完全に移行しました(併記や注釈はOK)。
そんなメートル法ですが、元々フランスで作られたのをご存じですか。ダンケルクからバルセロナ間の距離を測定して、その10倍にあたる北極点から赤道までの長さを1万キロメートルと決めました。それがメートルの定義となります。
以降、国際的な単位としてメートル法が普及するわけですが、米国と英国では日常的にヤード表記を使います。単位と身体感覚的な目安は画像の通り。細かいですが「マイル」は古代ローマ人の歩幅がベースなので、ヤード×2歩分と少しズレがありますね(微笑)
アンソニー・ロビンズの著書『人生を変えた贈り物』は、逆境に立ち向かい、大きな成功を収めた偉人たちのエピソードを通じて、読者に勇気と希望を与える自己啓発書です。
本書には、65歳からチキン料理のレシピを売り始め、1009回も断られたカーネル・サンダース、夢の遊園地を作るために資金集めに奔走し、302回も断られたウォルト・ディズニー、貧困の中でコインランドリーに寝泊まりしながら夢を追い続けた歌手ビリー・ジョエル、全国の自転車店に手紙を書いて資金を集め、バイクを作り上げた本田宗一郎、高校の代表チームに選ばれなかったが、後にバスケットボールのレジェンドとなったマイケル・ジョーダンなど、多くの偉人たちの物語が登場します。これらの人物たちは、何度も困難や挫折を経験しながらも、信念を持ち続け、最後には夢を実現させました。彼らの姿は、私たちが日常で直面する困難に対してどのように立ち向かうべきか、そして諦めずに努力を続けることの大切さを教えてくれます。
本書はシンプルでありながら力強く、自分の目標に向かって具体的に行動する力を育むための実践的なガイドブックです。