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売上の1%を多言語化に。
日本語以外の市場に挑戦する企業を応援するニュースレター
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絶滅しそうな言語、絶滅した言語
「デゥバッ」=暗い中、手探り足探りで探すこと
(ラマホロット語・話者:18万人(インドネシア・フローレス島、ソロール諸島)
8月といえば夏休み。ヨーロッパでは「バカンス」と称し、フランスは4~5週間、ドイツは1か月、イタリアは3週間程度、英国は2週間程度、多くの人が夏季休暇を取得しています。
米国は夏季に長期休暇を取らない(別の季節に取る)人もいて比較的バラバラ。カナダは夏季1週間程度の人が多いでしょうか。
夏季休暇期間は現地の会社とビジネスを行っている方にとってはなかなか切実な問題。現地の担当者と連絡が取りづらくなりますし、会社によっては完全に閉めてしまうところもあるようです。ヨーロッパと取引のある方はどうぞご注意ください。
急増する訪日外国人観光客により、人気地では「オーバーツーリズム(観光過剰)」、つまりホストやゲスト、住民や旅行者が、その土地への訪問者を多すぎるように感じ、地域生活や観光体験の質が看過できないほど悪化している状態になり、「ツーリズモフォビア(観光恐怖症)」といった事象、「観光公害」というべきトラブルが起きている。
今後、いかに観光客の数や行動を適切に「マネジメント」「コントロール」するかが、日本にとって必要かつ重要だという主張です。
2018年の訪日外国人数は3,119万人。多言語による看板案内表示についても日本人が見落としがちな示唆のある提言がされており、一読をおススメします。
「A world of languages(言語の世界)」「Top 10 Spoken Languages in the World(世界で話されている言語トップ10)」「Language Family Tree(言語系統樹)」「Most Spoken Languages(最も話されている言語たち)」など、世界の言語をさまざまな切り口からひと目でわかるビジュアルにまとめたインフォグラフィックたちを紹介しています。
例えば「A world of languages」では、世界にある7,102の言語のうち、5,000万人以上の人々が母語として使用している言語は23、そして世界の人口の6割弱の人たちがこの主要言語を使用しているということが文章とイラストを使って描かれています。
→ 詳しくはこちらをお読みください。
相手の母語で何かを伝えるとき、日本語一字一句を全て翻訳ができると思ってはいないでしょうか?残念ながら、世界一の翻訳者でもそのようなことはできません。案内表示やマニュアルなど、そもそも不特定多数の人に触れ、齟齬が生じないようにするという目的から作られたものは通常の翻訳でまず問題ありません。
しかし、物語や広告など、人の感情に訴えるものは単なる翻訳ではどうしても限界があります。では、どうしたらいいのでしょう。そんなときに力を発揮するのが「多言語ライティング」という手法です。