<img src="https://trc.taboola.com/1341089/log/3/unip?en=page_view" width="0" height="0" style="display:none">

ニュースレター

売上の1%を多言語化に。
日本語以外の市場に挑戦する企業を応援するニュースレター

TMG
(Think More Globally)
2018年7月号

世界の訳せない言葉

 

「イルンガ」

(バントゥー語・アフリカ中南部)

最初は許し、2度目も我慢するが、3度目は決して許さない人

ワールドカップ決勝の日はアイスクリームを食べましょう(笑)

icecream

7月15日は、ロシア・ワールドカップ決勝戦の日。そして、殆どの米国人にとって独立記念日(7/4)より大切な(笑)「アイスクリームの日」となっています。元々、デザートの愛好者だったレーガン大統領が、アイスクリーム産業が乳業の発展に貢献したとして7月を「アイスクリーム月間」と定め(1984年)、7月第3日曜日には米国各地で、子ども向けのぬり絵、アイスクリームの無料配布や作り方講座など、様々なイベントが開催されます。年間2兆円規模を誇る世界一の消費国・アメリカ。暑い7月、あなたもアイスクリームの売上貢献に一役いかがでしょうか?

海外向けWEB/ECのはじめ方: 和製英語にご注意を

日本人は英語だと思っているのに、海外で全く通じない英語があります。そう、和製英語です。有名なのはフリーダイヤル。正しくは「toll-free call」です。他に挙げると、OL(オフィスレディ)は「(female)office worker」、アルバイトは「part-time job」、ガソリンスタンドは「gas station(米)、petrol station(英)」、ゴールデンタイムは「prime time」、コンセントは「outlet(米)、socket(英)」、ノートパソコンは「laptop」、チアガールは「cheerleader」、シルバーシートは「priority seats」、モーニングコールは「wake-up call」、フロントは「reception / front desk」、ワイシャツは「dress shirt」、アフターサービスは「aftersales service」等、たくさんあります。間違えてコンプレックス(inferiority complex)を抱かないようにしてくださいね。

BOOK Review:「異文化理解力」

book

異文化理解力とは、相手の発言や行動の真意を理解すること、そして自分の行動を相手がどう捉えているかを理解することであり、育った環境や価値観の違う人と一緒に働く際に、行き違いや決定的な対立を避けながら信頼を築くスキルとして重要だと著者は説きます。コミュニケーションはローコンテクストかハイコンテクストか、ネガティブフィードバックは直接的か間接的か、階層主義的か平等主義的か、トップダウン式か合意志向か、対立をポジティブにとるかネガティブにとるか、感情表現が豊かか控えめか、時間は厳密かルーズか、などを図式化して異文化を捉えようとする試みが非常に参考になります。

翻訳外注コストを抑える7つの方法:必要な箇所だけ翻訳する

「翻訳が本当に必要な箇所」をよく絞りこむことで、大幅に翻訳コストを削減できる場合があります。フランスの金融機関ではユーザーマニュアルの翻訳発注の際に500ページあったものを230ページにスリム化できました。イギリスの半導体メーカーではマニュアルの日本語化の際、翻訳対象を40%カットすることができました。実際、読み手にとってさほど興味の湧かないトピックや、自社がいかに優れているかを冗長に書き連ねて逆効果を生んでいる頒布物も少なくありません。不要な情報を削ぎ落とすことで、翻訳コストを抑え、さらにクライアントに好まれる頒布物を作成することができます。翻訳作業を始める前に、翻訳会社の協力を得て、翻訳が本当に必要な箇所の絞りこみを検討してみましょう。