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コロナに負けない。世界に挑戦する企業を応援するニュースレター
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5月:チャンスとは ピンチのふりして やってくる
ロシアによるウクライナ侵攻が始まって2か月が過ぎました。
実は、ウクライナだけではなく世界のあちこちで今も戦争は行われているのですが、連日連夜、明日の命もわからない惨状の中、地下で身を寄せ合って窮乏生活をしている人々を報道で見るたび、心が痛くなると同時に、彼らに比べ自分はなんと幸運で幸福なのだろうと正直に思います。
戦後の日本では、戦争も飢餓もなく疫病(コロナ)も克服しようとしていますが、人類は太古の昔から何万年も戦争と飢餓と疫病に苦しんできました。平和が常態ではないということに改めて多くの日本人がピリッと気づかされています。
こんな時だからこそ、自分にできることは何なのかを考えつつも、困っているクライアントの問題解決のため、目の前の仕事を粛々と元気よくすることが大事です。(上田輝彦)
5月10日にユン・ソギョル(尹錫悦)次期大統領が就任する韓国。
その韓国では、1歳でも年上であれば年長者に対する尊敬は日本以上(つまり世界一)。年齢の数え方には公式に3種類、満年齢と数え歳(生まれた年が1歳で新年を迎えるごとに年を重ねる)と新聞年齢(数え歳から1歳引く)があって複雑。初対面で年齢を聞かれることもしばしばです。
相手のことは「名前・役職・様(ニム)」で呼びます。社外の人に自分の会社の上司のことを話すときでも敬語を使うのが日本と違う点。自分の上司の名前に「ニム」を付け忘れないようにするのが韓国人ビジネスパーソンの習慣です。
※オンライン通訳は「予訳」でどうぞ。
https://www.yoyaq.org/
マニュアルといえば、業務マニュアル、操作マニュアル、取扱マニュアル、作業標準書、広義には、ハンドブック、手引きなどが含まれます。
翻訳を外注する場合、失敗しないよう注意すべきポイントとして、以下の9つを確認することをお勧めします。
① 翻訳されることを意識した日本語の文章になっているか
② 実績・トライアル翻訳(試訳)を確認しているか
③ 用語管理・スタイル管理は計画的に行っているか
④ アプリケーション・レイアウト・書式・図表処理の指定をしているか
⑤ 想定読者(ターゲット)を確認しているか
⑥ 翻訳不要な箇所がないか
⑦ 発注不要な作業がないか
⑧ 翻訳会社にとって助けになる条件はないか
⑨ 文章をグラフィックスにできないか・・・
詳しくはこちらからどうぞ。
https://japan.wipgroup.com/media/manual
なぜ人類学の知見は海外ビジネスに役に立つのでしょうか。人は得体の知れない文化に対して本能的に忌避し蔑みます。自分たちの文化が「普通」で、それ以外は全て「変」だと思っています。
しかしそれは間違っています。世界中の人々にはそれぞれ様々な生き方や考え方があり、そうした「未知なるもの」を身近なものに考えてみること、「身近なもの」を未知なるものとして客観的に捉えること、が自分の視野を広げることにつながります。
カルチャーショックを受け入れるにはオープンマインドが必要。グローバル化した全ての投資家、資本家、経営者、政策立案者が身につけるべき発想だと著者は主張しています。海外ビジネスに関係している方にご一読をおススメします。