Think More Globally
コロナに負けない。世界に挑戦する企業を応援するニュースレター
コロナに負けない。世界に挑戦する企業を応援するニュースレター
6月:ひとさまの 評価で自分を 評価しない
小学生の頃、かるた大会に備えて百人一首を意味もわからず一生懸命覚えていた上田です。一気に初夏がやってくる、こんな季節には
「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」
という持統天皇の歌が最高です。女性である持統天皇が、最近まで冷たかった水が気持ちよくなって、晴れ上がった日の午前中、ご自身で洗濯をしながら、若くして亡くなった夫の天武天皇を香具山に見立てて、「まだこうして頑張ってますわよ!」なんて、高らかに真っ白な洗濯物を干している、そんな映像を思い浮かべてみてください。日本が誇る世界最古レベルの女流歌人の一人・持統天皇の晴れ晴れとした爽やかな気持ちをきっと共有できるはずです(笑)(上田輝彦)
フィンランドとスウェーデンのNATO加盟申請が話題になっていますが、この2か国の人々は概してじっくり考えるタイプが多く、控え目です。シンプルなものを好み、大げさで多弁な人はあまり信用されません。
ミーティングは2週間前に予定され、時間厳守。当日は議事録に基づいて進められます。相手の目を見てやわらかく落ち着いた声のトーンで話しましょう。
フィンランドでは冬の間はスーツ、夏はジャケット+ノータイ、スウェーデンでは若干カジュアルながら落ち着いた色の服装が定番。スウェーデン人はフィンランド人より少し几帳面かもしれません(微笑)
なお、オフラインの場合、ビジネスランチは比較的頻繁で、女性でも招待した方が支払います。
※オンライン通訳は「予訳」でどうぞ。
https://www.yoyaq.org/
もしあなたがYou are a homely person. と誰かに言われたとします。あなたは褒められている?それともけなされている?どちらだと思いますか。
辞書で homely を確認してみると、まったく違う正反対の2つの意味が掲載されています。この正反対の意味は、イギリス英語とアメリカ英語の違いによるものです。
確かに同じ「英語」ですが、単語の意味だけでなく、同じ単語であってもスペルが異なったり、まったく別の単語が同じ意味を持っていたり、言い回しが違ったりします。翻訳の現場、とりわけ日英翻訳(和文英訳)の現場においては、この違いを把握しておくことが欠かせません。違いが分からずに2つの英語を混在させてしまうと、読者が英語の意味を捉えにくくなり、スペルや文体がバラバラでちぐはぐな読みにくい訳文になってしまいます。
詳しくはこちらからどうぞ。
https://japan.wipgroup.com/media/ame_bre
日本人の英語はなぜ伝わらないのでしょうか。
「添削!日本人英語」では、日本人は英文フォーマットを知らない、スペルや文法より「書きっぷり」が大事、ジャパングリッシュが氾濫、無理やり複雑な英文にしてしまう、「感情」表現が多く「客観的事実」が不足、などを理由に挙げています。
学術論文やビジネス実務の文書の書き方を習っていない日本人にとって、何でもやたらに文書で残し文章で相手を説得するアングロサクソン型の仕事文化に対応するには、実は「書き言葉」が最も重要で、英語圏の人々の思考回路・英語的なロジックの組み立て方を学ぶ必要があります。
海外ビジネスに関係している方にご一読をおススメします。