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ニュースレター

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TMG
(Think More Globally)
2018年5月号

世界の訳せない言葉

 

「コティスエルト」

(カリブスペイン語)

シャツの裾をズボンの中に入れようとしない男

海外向けWEB/ECのはじめ方:海外ではライティングに違いあり!

まずは日付と数字の書き方の違いから。フォーマルな米国式は左から「月、日、年」の順序でコンマあり。つまり2018年5月5日なら「May 5th, 2018」。英国式は左から「日、月、年」の順序でコンマなし、「5th May 2018」となります。数字(通貨)を書く際には、日本の書き方123,456.00(¥123,456)がどう変わるかというと、米国は123,456.00($123,456.00)、英国は123,456.00(£123,456.00)と通貨記号が違うだけですが、ドイツはコンマとピリオドと通過記号の位置が変わり123.456,00(123.456,00 €)、フランスではピリオドを使わずコンマのみで通貨記号は後ろ123 456,00(123 456,00 €)となります。日本の書き方がそのまま万国共通ではありません。ご注意を。

BOOK Review:「古代への情熱―シュリーマン自伝」、岩波文庫・新潮文庫・角川文庫

book

シュリーマンは、幼少の頃に聞かされた古代ギリシアの物語に感動し、将来トロイ遺跡を発掘したいという夢を持ち、そのための資金作りとして、語学を学び貿易商として大成功を収めた人物です。彼はある方法で15か国語を完全にマスターしました。その方法とは、大きな声で沢山音読すること、少し翻訳をすること、毎日授業を受けること、常に作文を書いて先生に直してもらうこと、直された文章を暗記して次の授業で暗誦すること、でした。音読では近所からクレームが来て何度も引越しするほどだったと言います。この方法で、英語、仏語、オランダ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、現代ギリシア語、古代ギリシア語などを習得しました。語学習得の秘訣が書かれている本書、未読ならお勧めします。

翻訳発注に失敗しない10のポイント:翻訳の本当のコストとは?

品質管理体制や対応の柔軟性を判断し、希望の翻訳を制作してくれそうな翻訳会社が見つかった際には、翻訳会社に支払う翻訳自体のコスト、自社内(あなたの会社側)のチェックにかかる時間コスト、さらにDTPや図表処理等の文書作成コスト、この3点を総合的に判断して、発注する翻訳会社を決める必要があります。表面的な料金だけで判断してはいけません。希望条件の中で譲れる条件と譲れない条件を整理して再度料金を交渉することで、失敗の可能性を低くすることができます。また、翻訳発注の際に翻訳会社のスタッフと5分でも10分でも多くコミュニケーションをとることで、納品後の時間コストとストレスを確実に減らすことができます。