language-infographics_main

中国語初級レベルから中級レベル以上の方、仕事で中国語翻訳に少し関与することになりそうな方、将来は実務翻訳に携わることを考えている方にとって、中国語全般の理解と日中翻訳・中日翻訳の実務に役立つ書籍をご紹介します。

『中国文化事典』 中国文化事典編集委員会(丸善出版 2017年)

中国4000年の歴史を背景に、文学、芸能、生活といった様々なテーマで中国のあらゆる文化についてまとめた事典です。1テーマ見開き1ページの完結型で、様々な文化が歴史と共にどのように変化し、評価を変えてきたのかがわかります。特に言語については第4章が参考になります。

 

『Why?にこたえるはじめての中国語の文法書』 相原茂、石田知子、戸沼市子(同学社 1996年)

380ページに及ぶ厚い本ですが、中国語について「なぜそうなのか」を納得しながら読み進められる初心者向けロングセラー。文法書として参照するだけでなく通読でどんどん読めます。全35課で構成され、解答付きのドリルや巻末索引もあります。『中国語特許明細書を読む。書く。』という書籍には各所で本書参照ページが掲載されています。

 

『中国語学習ハンドブック』 相原茂(大修館書店 1996年)

発音・語彙・文法から中国の歴史・生活・社会状況まで、言語以外の情報を含めて中国語を学ぶ際に必要な基本的な知識が網羅されたデータブックです。325ページにコンパクトに情報や知識をまとめることを目指して作成され、詳細な索引も付いているため、中国語の学習百科辞典の役割を果たし、中国語の習得度に関わらず様々な学習者を対象としています。

 

『日本人の中国語 誤用例54例』 Lai Siping(原著)、来思平、相原茂(東方書店 1993年)

北京の日本人留学生を対象に収集したデータを基に、日本人が間違いやすい中国語のパターンを、言語間でのギャップから54個のケースに分類して詳しく解説しています。ケースごとに練習問題を設けて、同じ間違いを繰り返さないように構成されています。

 

『日本 -その姿と心- 日中対照』 日鉄技術情報センター(学生社)

1982年に初版で日英版が出され、そこからロングセラーとなっているシリーズの日中対訳版です。日本のことを知り、日本のことを中国語できちんと説明する、日中の翻訳者を目指す人にとって最低限必要な知識が得られる本です。

 

『論説体中国語 読解力養成講座 -新聞・雑誌からインターネットまで-』 三潴正道(東方書店 2010年)

中国語の「書き言葉」で新聞やインターネットなどで広く使われている代表的な文体は「論説体」です。この本では、「論説体」の読解力養成のために著者が行った様々な経験から、成果を集約したものです。1文の短い文から1小節の文まで、練習文が徐々に長くなっていきます。また、間違いやすい構文などの説明も丁寧にされており、シリーズで初・中級編、中・上級編があります。

 

『中国語翻訳作法 文の理解から訳出のプロセスまで』 王浩智(東京図書 2005年)

日中翻訳だけでなく、中日翻訳の際にも役立つ本です。日本語と中国語のギャップを明らかにして、原文の理解から訳出までのプロセスを辿っていけるので、より自然な中国語での訳文作成ができるようになります。「コトバの事件簿」というコラムも面白く、中国人の発想や日中間の細かい言語的な違いが理解できます。

 

『日中・中日翻訳トレーニングブック』 高田裕子、毛燕(大修館書店 2009年)

こちらも、日中翻訳だけでなく、中日翻訳の際にも役立つスキルが身につく本です。中級レベル以上の中国語学習者を対象に幅広く基礎的な知識を習得できます。トレーニング篇とアドバイス篇に分かれ、翻訳者でもある2人の実践的でわかりやすい解説で、着実に力を身につけることができます。

 

『日中中日翻訳必携』 武吉次朗(日本僑報社 2007年)

翻訳歴40年の著者が自身の経験と日中翻訳学院での講座内容をまとめた本です。中国語の新語や外来語、独特の用語の解説、日中双方の固有名詞の表記法なども書かれています。項目ごとに豊富な例文を挙げ、ワンランク上の訳文に仕上げるコツが丁寧にわかりやすく解説されています。他にもシリーズで、様々なヒントやエッセンスが詰まった中・上級者向けの実践篇があります。

 

『改訂版 中国語特許明細書を読む。書く。 技術系の中国語学習書 日中特許翻訳仕様』 雙田飛鳥、沈海泊、安秋順(アイエルエス出版 2015年)

日本語ネイティブの著者が中国語を理解するために得た知識について丁寧に書かれた本で、日本語を第二外国語としている方でも中国語の勉強ができるように構成されています。また、中国語ネイティブの著者による、日本語と中国語の微妙なギャップについても丁寧に解説がなされていて、中日の特許翻訳や技術翻訳に役立つ、実務的なテクニックが身につきます。本書内で前述の『Why?にこたえるはじめての中国語の文法書』の参照ページを記載している点もユニークです。

 

WIPの翻訳サービスについて

bnr_contact.png