「ヒアリング調査を依頼したいけど、費用相場がまったく見当つかない」
「グループインタビューとデプスインタビュー、どちらが自社の予算に合うんだろう」
定性調査(ヒアリング調査)は、対象者一人ひとりと向き合う手法であるため、定量調査(アンケート)と比べて費用の仕組みが分かりにくいという声をよく聞きます。この記事では、公開されている複数の調査会社の料金情報をもとに、費用の相場観と内訳を整理します。
結論:ヒアリング調査(定性調査)の費用は、手法によって大きく異なります。
目安として、デプスインタビュー(1対1形式)は1人あたり数万円〜、フルサポートで依頼すると1人あたり5万〜10万円程度、グループインタビュー(5〜6名の集団形式)は1グループあたり10万円〜80万円程度という水準が、複数の調査会社の公開情報から確認できます。費用は「対象者リクルート費・謝礼」「会場費」「進行役(モデレーター)の人件費」「記録・分析費」の合計で決まり、特に対象者の条件が厳しいほどリクルート費が上がる傾向があります。
1. 手法別の費用相場
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手法 |
費用相場 |
備考 |
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デプスインタビュー(1対1) |
1人あたり数万円〜(リクルーティング費込みで1万〜1万5,000円という情報もあり)。フルサポート依頼では1人あたり5万〜10万円程度 |
対象者の属性が特殊(経営者、専門職、競合ブランドユーザー等)なほどリクルート費が上がる |
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グループインタビュー(5〜6名) |
1グループあたり10万円〜80万円程度。4グループ実施で150万円程度という例も |
会場費(マジックミラー付きの専用ルーム等)の有無で変動 |
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対象者謝礼 |
90〜120分・交通費込みで1名あたり7,000円〜1万円程度が目安 |
専門性の高い対象者ほど謝礼相場も上がる傾向 |
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定量調査と組み合わせるハイブリッド調査 |
Webアンケート1,000人+デプスインタビュー5人で、総額100万円程度という目安 |
定量調査の回答者からインタビュー対象を抽出するパッケージなら、リクルート費を数万〜十数万円抑えられる場合がある |
2. 費用を構成する4つの要素
ヒアリング調査の費用は、一つの大きな料金ではなく、以下の要素の合計で決まります。
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対象者リクルート費・謝礼:対象者を探して集める費用と、協力への謝礼。条件が厳しい対象者(特定の疾患を持つ人、経営者、競合ブランドの現ユーザーなど)ほど、探す手間がかかり費用が上がります
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会場費・配信設備費:対面の場合はマジックミラー付きの専用ルーム等、オンラインの場合は配信設備の費用
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進行役(モデレーター)費:インタビューを進行する担当者の人件費。進行役の経験・力量が単価に直結するとされています
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記録・分析費:発言録の作成、分析レポートの作成にかかる工数
3. 費用を左右する主な要因
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対象者の条件の厳しさ:一般的な属性であれば集めやすく費用も抑えられますが、経営者や専門職、特定条件を満たす人など、対象を絞り込むほどリクルート費が跳ね上がります
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調査期間:期間が長引くほど人件費や会場費が積み重なり、総額が上がる傾向があります
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フルサポートか部分依頼か:リクルーティングだけ、分析だけ、といった部分依頼か、企画から分析まで一貫して依頼するかで、費用の幅が大きく変わります
4. まとめ
ヒアリング調査(定性調査)の費用は、デプスインタビューで1人あたり数万円〜、グループインタビューで1グループあたり10万円〜80万円程度が目安です。ただし対象者の条件や依頼範囲によって幅が大きいため、まずは自社が「誰に」「何を」聞きたいのかを明確にした上で、複数の調査会社から見積もりを取ることが実務的な進め方になります。





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Sep 11, 2026, 4:06:01 PM