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【 2017.01.01 】 来日理由から魅力を探れ

読売新聞

 

来日理由から魅力を探れ

企業のインバウンド(訪日旅行)支援を手がける
WIPジャパン会長上田輝彦さん(51)=福井市出身


政府は2030年に外国人旅行者数6000万人を目標に掲げていますが、私は年間1億人になる日も遠くないと思います。特に、全人口の1%に満たない訪日中国人の伸びに期待できます。インバウンドを狙う業者は、外国人に選んでもらい、帰国後も製品を買ってもらえる仕組みを作るよう早急に手を打つべきです。

私は大学時代、バックパッカーとして欧州各国や中国を巡り、英ケンブリッジ大に留学しました。福井を、そして日本を離れると、その良さがよく見えるようになりました。

外国人は日本人から見れば、驚くようなところに興味を持ちますね。社会秩序を守って行列に並んでいる日本人を見て喜ぶ観光客がいい例です。私たちには見慣れた田園風景だって、外国人は本気で感動します。福井は、米所で浄土真宗が根付く土地です。日本の最大公約数的なものが残っていると言え、相当な伸びしろがあります。

インバウンドを受け入れる業者には「なぜうちを選んでいただいたのですか」と聞くように助言しています。これは魔法の言葉で、受け入れ側にとって当たり前のものが、実は貴重だということに気付くきっかけになるのです。

「Fukui」の知名度はまだ低く、有名にするには予算も時間もかかります。アピールするべき福井の魅力を知りたいなら、「どうして福井に来たの」とそばにいる外国人に聞かない手はありません。

(読売新聞・地域版)

 

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