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Think More Globally

世界に挑戦する企業を応援するニュースレター

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ニュースレター:2026年10月号

名言語録

「読書をして考えないのは、食事をして消化しないようなものだ。」
To read without reflecting is like eating without digesting.

エドモンド・バーク(政治思想家・英国)

社長よりごあいさつ 「不確実性の時代こそ、情報を戦略に」

 

トランプ政権による対日関税15%が発動されて以来、日本企業の経営環境は大きく変わりました。自動車、電機、化学など主要産業への影響は現実のものとなり、「まだ様子を見よう」と言っていられる段階はとうに過ぎています。しかし振り返れば、こうした地殻変動は突然起きたわけではありません。トランプ氏の主張は2024年の選挙前から一貫していました。情報は十分にあった。問題は、その情報が経営判断に結びついていたかどうかです。情報を「集めること」と「判断に使えること」は別の話。

世界の政治リスクを読み、自社のサプライチェーンや価格戦略にどう落とし込むか。そのプロセスこそが、インテリジェンスの本質です。不確実性の時代こそ、情報を戦略に変える力が問われます。WIPはそのための「参謀」として、引き続き皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。

(上田輝彦)

「もっとグローバルに考える」: 世界の「読書」事情

 世界の読書事情 

日本では10月27日が「読書の日」とされ、そこから2週間にわたる「読書週間」が始まります。今月は、世界の本にまつわる情報をいくつかご紹介します。南米コロンビアの山間部では、学校のない地域の子どもたちに本を届けるため、教師のルイスさんが二頭のロバの背に本を積んで山を巡回する「ロバ図書館」が学びを支えています。

欧米の住宅街では、軒先に小さな箱を置いて自由に本を寄贈・交換し合う「リトル・フリー・ライブラリー」が広まり、今では128か国以上に普及しました。また、読書国のアイスランドには、年末に本を贈り合って温かい飲み物と一緒に読書を楽しむ「本の洪水(ヨーラボゥカフロゥド)」という素敵な伝統もあります。

電子書籍や要約サービスも浸透した昨今ですが、手触りのある一冊を読み終えた達成感も捨てがたいです。私も部屋にたまっている積読を少しずつ消化していきたいと思います。(汐)

多言語翻訳の現場から: 日英翻訳でレイアウト・紙面はどれだけ膨らむか?

 日英翻訳で紙面はどれだけ膨らむ?10分野の実測とDTP対策 

日本語を英語に翻訳した時「もとのレイアウトにテキストが収まらない!」と困った経験はありませんか。こんな「翻訳あるある」について、実際どれくらい文章量が増えるのかをAIを使って検証してみました。

今回検証したのはIT、法務、医療、観光などの主要10分野。まず1文のみピックアップした測定では、平均+28.8%、最大+55.4%の膨張が見られました。しかし、10文ずつに増やして再検証すると平均膨張率は+18.6%に下がり、IT分野ではむしろ英語のほうが短くなるという結果に。さらに、膨張率は分野よりも、日本語原文自体の長さや文体で決まることがわかりました。

 詳細や対処法は、ブログ記事「日英翻訳で紙面はどれだけ膨らむ?10分野の実測とDTP対策」にて。 

WIPライブラリー:今月のおススメ情報 『社長のためのインテリジェンス読書案内』

 インテリジェンス読書案内 

秋の夜が長くなるにつれて、デスクに積み上げたままの本が妙に目に入るようになり、「今年こそ読もう」と思っていた一冊を手に取りたくなる、そんな季節。巻頭のエドモンド・バークの名言は読書だけではなく「情報」にもあてはまります。毎朝ニュースをチェックし、業界レポートに目を通しても、それが次の判断につながらなければ意味がありません。情報を「集めること」と「判断に使えること」は、まったく別の話。読む価値は知識を増やすことではなく、「自分の前提を疑う機会」を得ることにある。

そう考え、インテリジェンスに関する読書案内(全13冊+番外)を「note」にまとめました。秋の夜長のお供に、社長でない方にもぜひ一冊お選びいただきたいです。

【書評】 社長のための「インテリジェンス」読書案内(全13冊+番外)

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