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プレスリリース

海外進出のウィップジャパン 訪日客の集客一括支援

2016.04.04

日経MJに掲載されました

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< つかむインバウンド消費 >

海外進出のウィップジャパン
訪日客の集客一括支援
接客・宣伝、費用など一覧で

海外進出支援のウィップジャパン(東京・千代田区)は月内にも、小売業向けに交流サイト(SNS)などを利用した訪日外国人旅行者(インバウンド)の集客支援サービスを始める。接客や宣伝、電子商取引(EC)サイトへの出店など80超の施策別に費用と効果を試算して示す。予算に応じて効果的に施策を組み合わせられる。初年度に20社の受注を狙う。

新サービス「G&Mドック」は訪日客を集客して自社商品のファンになってもらい、SNSでの口コミを増やして帰国後の再購入を促す。施策別に費用と相対的な効果を試算してグラフに示し、施策を選びやすくする。

少ない費用で効果が見込める施策では、接客用の対話シートがある。飲食店なら食べ方の説明書き、小売店なら「いくらですか?」などよく使う言葉を日本語と外国語で表記する。外国人客に見せて指さし、コミュニケーションを取る。

費用はかかるが効果が大きな施策としては、店員の教育や免税カウンターの設置、日本に向かう国際線の機内誌への広告出稿などを提案する。ECサイトは月数千円で出品できる手軽なところから、本格的な自社サイトの開設まで支援する。ニーズに合うサイトを国別に紹介する。

ECサイトへの出品を通じて帰国した旅行者を得意客としてつなぎとめる。将来は海外に実店舗を構えるなど現地進出の戦略立案まで支援する。

インバウンド向け事業の全体動向についての説明会を無償で開き、個別の戦略立案支援は35万円(税別)から請け負う。年商1億円程度の小売業から中堅企業まで幅広い需要を狙う。

訪日客は2015年に1973万人と前年比47.1%増え、今年も順調に伸びている。一方、的確に需要を取り込めないケースも多い。飲食店の場合は刺し身を鍋に入れたり、七味唐辛子をかけたりと食べ方を知らない客が少なくないという。手探りで訪日客向けの専用商品を作ったが、売り上げが期待ほど伸びないケースもある。

ウィップジャパンは日本企業の海外進出の支援事業を手掛けており、欧米やアジアなど約90カ国に提携先を持つ。インバウンドの増加を爆買い需要で終わらせず、海外進出につなげる総合的な戦略の作成を支援する。