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Think More Globally

世界に挑戦する企業を応援するニュースレター

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ニュースレター:2026年2月号

名言語録

「相手の理解できる言語で話せば、それは頭に届く。相手の母国語で話せば、それは心に届く。」 ネルソン・マンデラ(南ア・元大統領)

“If you talk to a man in a language he understands, that goes to his head. If you talk to him in his own language, that goes to his heart." 

社長よりごあいさつ 「世界が行き着く『日本の火』」

日本の火

先日、
紀州備長炭に関するプレゼンを拝聴し、深い感動を覚えました。備長炭を打ち合わせたときに響く澄んだ甲高い音。その音だけで、世界一と称される理由が伝わってきます。割った断面に現れる艶やかな光沢は、まるでダイヤモンドのようでした。

和食は今や世界中に広がっていますが、世界のトップシェフたちが最後に行き着くのは、この紀州備長炭が生み出す「日本の火」なのだそうです。食材を焼くという行為の本質に立ち返ったとき、この火の力は他に代えがたいのでしょう。

さらに印象的だったのは、最高級の備長炭がどの国に輸出されているかを見ることで、その国の和食文化の成熟度が分かるという話でした。生産者の辻さんは、炭を納めて終わりではなく、世界各地の調理現場を自ら訪れ、使われ方を確認されるといいます。

見えない部分にまで心を配り、使い手の先を思い続ける。その姿勢こそが、日本の価値を世界に伝えているのだと、深く感じ入ったひとときでした。

(上田輝彦)

世界の商談:米国・西海岸編(独断と偏見シリーズ)

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「スーツお断り」? パーカーと『Awesome』が支配するエリア

シリコンバレーからシアトル、LAに至る米国西海岸では、ビジネスの常識が日本とは大きく異なります。まず暗黙のルールは「スーツもネクタイも不要」。ネクタイ姿で現れるのは、東海岸から来た銀行員か、謝罪に来た人くらい(笑)。

パーカーとTシャツにジーンズ、スニーカーこそが、ここでは「仕事ができるエグゼクティブの正装」です。

商談スタイルは徹底して「カジュアル&ポジティブ」。重厚な会議室ではなく、日差しの入るカフェでオーツミルクラテ片手に、「Awesome!」「Super excited!」と前向きな言葉が飛び交います。

ただし油断は禁物。「Interesting」は時に「興味なし」の婉曲表現だったりします(笑)。昨日まで「最高のパートナー!」と盛り上がっていたのに、翌日には「ピボットした」と連絡が途絶えるのも日常茶飯事。形式よりもビジョンとスピードを重んじるそれが西海岸流のビジネスです。

「もっとグローバルに考える」: 世界の「春を告げる動物」事情

鶴

日本ではウグイスの初鳴きに春を感じますが、世界を見渡すとその「使者」は多彩です。北米では2月にグラウンドホッグ(マーモットの一種)の影で冬の長さを占う行事が有名ですが、これはドイツ移民が伝えたアナグマの占いが起源とされます。

一方、北欧スウェーデンで春の象徴とされるのは渡り鳥の「ツル」です。毎年3月、アフリカから数千羽が飛来するニュースに、人々は冬の終わりを実感します。実はこのツル、日本で冬を越す群れと同じくシベリアを目指して旅をする仲間。遠く離れた北欧と日本ですが、空を見上げれば同じ季節の旅人を待つ不思議な縁があります。

影で冬を測る国、鳥の姿に光を見る国。春を待ちわびる形は違えど、季節の節目を告げる動物を慈しむ心は、大陸を超えて共通しています。(汐)

WIPライブラリー:今月のおススメ本

20か国語ぺらぺら (2)

今月は通訳者・種田輝豊氏による伝説の名著『20ヵ国語ペラペラ私の外国語学習法』をご紹介します。

1969年の刊行から半世紀を経て復刻された本書には、ネットもテレビもない時代に、自作ラジオを組み立て、時には大使館へ直談判に赴いて「生きた言葉の音」を追い求めた著者の凄まじいまでの創意工夫が詰まっています。

学習法も驚くほど具体的で、「初歩の段階こそ初歩の辞書を使い倒す」「単語は必ず例文の中で覚える」といった堅実な助言から、「三日坊主でもいいから一日8時間集中して脳を浸す」という大胆な持論まで、語学習得の本質を突いた言葉が並びます。

アプリやAIでスマートに学べる現代だからこそ、一見泥臭く見える「基本」の大切さが新鮮に響くはずです。語学を一番の趣味とする私にとって、著者の「言葉は人間の喜び」という純粋な情熱は、学習に行き詰まった際に優しく、力強く原点へ引き戻してくれる一生ものの指針です。(汐)

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