AIデータセンターの建設では、日本の設計会社や施工会社が作成した日本語の図面を、海外の施主、設計者、エンジニア、機器メーカーなどと共有するため、英語化が必要になることがあります。
WIPジャパンにも、AIデータセンターの建築設計図面を日本語から英語へ翻訳したいというご相談が寄せられています。
ただし、データセンターの図面翻訳は、図面中の日本語をそのまま英語に置き換えれば完了するものではありません。建築、電気、空調・冷却、配管、IT設備など複数分野の専門用語が一つのプロジェクト内に混在し、さらに図番、機器タグ、型番、略語、数値など、翻訳する情報と変更しない情報を区別する必要があるためです。
この記事では、AIデータセンターで翻訳対象となる主な図面、日英翻訳で注意したいポイント、PDF・CAD図面を翻訳するときの考え方、発注時に準備しておきたい資料について解説します。
※本記事の英語表現・略語の展開例は一般的な参考情報です。実際の表記は設計会社・施主・プロジェクトの用語ルールによって異なるため、既存の英語図面や用語集がある場合はそちらを優先してください。
- AIデータセンターの図面翻訳は、通常の建築図面翻訳と何が違うのか
- AIデータセンターで翻訳対象になる主な図面
- 電気図面では、文章よりも記号・略語・数値が重要になる
- AIデータセンターでは冷却設備に関する用語も増える
- BMS・EPMSなどの管理システムも確認する
- 略語を「分かったつもり」で展開しない
- 「翻訳する情報」と「変更しない情報」を最初に決める
- 数値や単位は「翻訳」ではなく、取扱ルールを決める
- 建築・電気・機械設備の用語を一つの用語集で管理する
- PDFの図面は翻訳できる?
- CAD図面はどう翻訳する?
- 改訂図面がある場合は、更新方法も決める
- AI翻訳はAIデータセンターの図面翻訳に使える?
- 英訳を依頼するときに準備したいもの
- よくある質問
1. AIデータセンターの図面翻訳は、通常の建築図面翻訳と何が違うのか
AIデータセンターも建築物である以上、平面図、断面図、設備図など基本的な図面構成は一般的なデータセンターや建築プロジェクトと共通しています。一方、AI向けの高密度コンピューティング環境では、IT機器だけではなく、その機器へ電力を供給する設備と、発生する熱を処理する冷却設備を一体として考える必要があります。
実際にSchneider Electricが2026年に公開したAIデータセンター向けの「Data Center Reference Design 100」では、設計対象を大きく、Facility Power(施設電源)、Facility Cooling(施設冷却)、IT Space(ITスペース)、Lifecycle Softwareの4領域に分けています。同資料では、高密度AIクラスターについて、空冷構成だけでなく、liquid-to-air CDUを使用する液冷構成、liquid-to-liquid CDUを使用する液冷構成も示されています。つまり、AIデータセンターで液冷が重要な選択肢となっている一方、すべてのAI設備が同じ冷却方式になるわけではありません。
さらにSchneider Electricの2026年版「Reference Design 113」では、NVIDIA Vera Rubin NVL72を想定したAIデータセンターについて、facility power、facility cooling、IT space with power and coolingを統合した設計が示されています。NVIDIA自身の現行リファレンスアーキテクチャでも、GB300 NVL72ラックは液冷設計となっており、1ラック全体で最大142kWを必要とする構成が示されています。これは特定製品の仕様であり、AIデータセンター全般の電力密度を示す数字ではありませんが、AI向け設備で電力と冷却の設計が重要になることを示す具体例です。
図面翻訳という観点から見ると、建築 × 電気 × 機械設備 × 冷却 × ITインフラという複数の専門領域をまたいで用語を管理する必要があることを意味します。「建築図面だから建築用語だけ分かればよい」という案件とは異なる点が、AIデータセンターの図面翻訳で特に注意したいポイントの一つです。
2. AIデータセンターで翻訳対象になる主な図面
実際に必要となる図面はプロジェクトの設計範囲によって異なりますが、データセンターでは次のような図面が対象になることがあります。
| 分野 | 日本語名称の例 | 英語表現例 |
|---|---|---|
| 建築 | 平面図 | Floor Plan |
| 建築 | 立面図 | Elevation |
| 建築 | 断面図 | Section |
| 建築 | 天井伏図 | Reflected Ceiling Plan |
| 電気 | 単線結線図 | Single-Line Diagram / SLD |
| 電気 | 配電系統図 | Power Distribution Diagram |
| 電気 | 受変電設備図 | Power Receiving and Distribution Drawing |
| 電気 | UPS関連図 | UPS System Diagram |
| 設備 | 空調設備図 | HVAC Drawing |
| 設備 | 冷却水系統図 | Chilled Water System Diagram |
| 設備 | 配管系統図 | Piping Diagram / Piping Schematic |
| 冷却 | 液冷システム図 | Liquid Cooling System Diagram |
| IT設備 | ラック配置図 | Rack Layout |
| IT設備 | データホールレイアウト | Data Hall Layout |
| 防災 | 消火設備図 | Fire Protection Drawing |
| 制御 | BMS関連図 | BMS Diagram |
| 電力監視 | EPMS関連図 | EPMS Diagram |
ここで注意したいのは、右欄の英語が唯一の「正解」とは限らないことです。同じ種類の図面でも、設計会社、施主、国・地域、プロジェクトの用語ルールによって名称が異なります。そのため、既存の英語図面、図面リスト、用語集、設計仕様書などがある場合は、それらを優先して表記を合わせることが重要です。
3. 電気図面では、文章よりも記号・略語・数値が重要になる
データセンターでは、IT機器へ継続的に電力を供給するための電源系統が設計されます。その全体像を示す代表的な図面の一つが、Single-Line Diagram(単線結線図、SLD)です。
たとえばEatonが2025年に公開したデータセンター向け「Single line diagram - Critical power skid」には、Utility / Generator source、ATS、UPS、Busway、IT Load、Load bank、Circuit Breakerなどが、一つの電源系統図の中に記載されています。この資料からも分かるように、電気図面では長い文章よりも、設備名、略号、回路情報、数値などが重要な情報になります。これは翻訳にとって簡単になるという意味ではありません。通常の文章であれば前後の文脈から意味を判断できますが、図面では、ATS、UPS-1、UPS-2-MIB、IT Loadといった短い文字列だけが独立して配置されていることがあります。
そのため、文字列だけを抜き出して翻訳すると、その文字が図面上で何を指しているのか分からなくなる場合があります。 図面翻訳では、原文文字列だけでなく、可能な限り図面上の位置や設備との関係も確認することが重要です。
4. AIデータセンターでは冷却設備に関する用語も増える
AI向けの高密度設備では、冷却システムが重要な設備の一つになります。
Schneider ElectricのAIデータセンター向けReference Design 100では、高密度空冷AIクラスター、Liquid-to-air CDUを利用した液冷AIクラスター、Liquid-to-liquid CDUを利用した液冷AIクラスターという複数の構成が示されています。また、NVIDIAのGB300 NVL72向けリファレンスアーキテクチャでも、ラック自体が液冷設計となっています。このような設備では、CDU(Coolant Distribution Unit)、Chilled Water、Supply / Return、Chiller、Fluid Cooler、Manifold、Pump、Liquid Coolingなど、冷却・配管に関連する用語が図面や仕様書に現れる可能性があります。
Schneider Electricが2026年に公開したAIインフラ向けControls Reference Designでも、CDUだけでなく、cooling infrastructure、electrical infrastructure、Remote Power Panels(RPPs)、高圧からIT・機械負荷までの電力系統などが一つの設計対象として扱われています。
つまり、AIデータセンターの図面翻訳では、電気図面と冷却図面を完全に独立したものとして考えるのではなく、プロジェクト全体で設備名称の整合性を管理する必要があります。
5. BMS・EPMSなどの管理システムも確認する
データセンターでは、電力設備や冷却設備そのものだけでなく、それらを監視・管理するシステムも使われます。代表例として、BMS(Building Management System)とEPMSがあります。
Schneider ElectricのAIインフラ向けControls Reference Designでは、AIデータセンターの制御設計として、EPMS/BMSの相互運用、冷却インフラの制御、CDU、電気設備、IT負荷・機械負荷までの電力系統などが扱われています。なお、EPMSという略語の正式名称には注意が必要です。Schneider Electricの公式FAQでは、EPMSをEnergy and Power Monitoring Systemと定義する一方、仕様書ではElectrical Power Monitoring Systemsと表記される場合もあると説明しています。
これは図面翻訳における重要なポイントを示しています。一般的に意味が分かっている略語であっても、プロジェクト内で使われている正式名称を確認せずに展開しない方がよいということです。
6. 略語を「分かったつもり」で展開しない
データセンター図面では、UPS、PDU、ATS、STS、BMS、EPMS、RPP、CDUなど、多くの略語が使われます。こうした略語は、一見すると一般的な意味が決まっているように見えます。しかし、図面翻訳では略語を自動的に正式名称へ展開すればよいとは限りません。先ほどのEPMSのように、メーカーの公式資料でさえ複数の展開表現が使われることがあります。また、プロジェクト独自の略号や機器名称が設定されているケースもあります。
そのため、次の順序で処理するのが安全です。
- ・原図で使用されている略語を確認する
- ・既存英語図面を確認する
- ・用語集・仕様書を確認する
- ・正式名称が特定できない場合は推測しない
- ・必要に応じて発注者へ確認する
生成AIや機械翻訳を使用する場合も、この点には注意が必要です。十分な文脈があれば適切な訳語候補を提示できても、数文字の略号だけでは、AIがもっともらしい意味を補ってしまう可能性があります。
7. 「翻訳する情報」と「変更しない情報」を最初に決める
図面翻訳で特に重要なのが、翻訳対象の範囲です。
| 英語化の対象になることがある情報 | 原文のまま残すべき情報 |
|---|---|
| 図面タイトル/一般注記/施工上の注意事項/部屋名称/設備名称/工事区分/凡例/表中の説明文 | 図面番号/Revision番号/機器タグ/製品型番/回路番号/寸法値/数値/規格番号/メーカー固有名称 |
これらは、翻訳者の判断で変更すると、元図面との対応関係が分からなくなるおそれがあります。特に一次資料の電気図面を見ると、UPS-1-MIB、CB1など、設備や回路を識別するための文字列が多数配置されています。これらは一般文章の「英訳対象」と同じように扱うべき情報ではありません。
そのため「日本語が書かれているところをすべて英語にする」という指示よりも、何を翻訳し、何を原文のまま残すのかを最初に決めることが重要です。たとえば部屋番号や機器タグは原図のまま残し、名称部分だけ英訳するといったルールを設定できます。
8. 数値や単位は「翻訳」ではなく、取扱ルールを決める
建築・設備図面には多くの数値が含まれます。ここで注意したいのが、単位の扱いです。日本語を英語に翻訳するからといって、mmをinchに変換したり、℃を°Fに変更したりする必要があるとは限りません。むしろ、元図面と訳図の数値を一致させることが求められるプロジェクトでは、単位や数値を変更しない方が適切です。
一方、海外側から単位変換を求められる案件も考えられます。この場合は単なる翻訳ではなく、設計上の数値変換を伴うため、「原図の単位を維持するのか」「併記するのか」「別途変換するのか」を事前に確認する必要があります。翻訳会社が独自の判断で数値を変換するのではなく、プロジェクト仕様として決めることが重要です。
9. 建築・電気・機械設備の用語を一つの用語集で管理する
AIデータセンターの図面では、一つのプロジェクトの中に複数の専門分野が混在します。実際、Schneider ElectricのAIデータセンター向けリファレンス設計でも、施設電源、施設冷却、ITスペース、制御システムなどが相互に関連する設計領域として扱われています。
図面翻訳でも、建築図では部屋名称や区画、電気図では受変電・UPS・配電、機械設備図では空調・冷却水・配管、というように分野ごとの用語が登場します。図面ごとに別の翻訳者が担当すると、同じ設備の名称が図面ごとに異なってしまう可能性があります。
特に枚数が多い案件では、翻訳開始前または初期段階で、日本語/英語/略語/備考/参照図面などを整理したプロジェクト用語集を作成しておくと、表記統一に役立ちます。既存の英語図面がある場合は、非常に重要な参考資料になります。過去の正式図面で使用されている英語表記を確認できれば、新たに訳語を作る必要がなくなり、プロジェクト全体での一貫性も保ちやすくなります。
10. PDFの図面は翻訳できる?
PDF図面の場合、まず確認するのは「文字情報を取得できるPDFかどうか」です。CADなどから直接書き出されたPDFで、文字がテキストとして保持されていれば、比較的抽出しやすい場合があります。一方、紙図面をスキャンしたPDFでは文字が画像になっているため、OCRなどによる文字認識が必要になります。
さらに図面の場合、文字が縦横さまざまな方向に配置されている、罫線や記号と文字が重なっている、小さな注記が大量にある、同じ文字列が複数の場所にある、といった特徴があります。一般文書のOCRと同じように処理しても、すべての文字を正確に抽出できるとは限りません。そのためPDF図面では、文字抽出後だけでなく、元図面との照合による訳抜け確認が重要になります。
11. CAD図面はどう翻訳する?
DWGやDXFなどのCADデータがある場合でも、案件によって適切な処理方法は異なります。CADデータ上の文字を直接置き換える方法もあれば、一度文字を抽出してExcelなどで翻訳し、翻訳後に図面へ戻す方法も考えられます。どの方法が適しているかは、使用ソフト、ファイル形式、レイヤー構造、図面枚数、文字量、納品形式、改訂の予定などによって変わります。
そのため、CAD図面を依頼する場合は、最終的に、英訳済みCADデータが必要なのか、英訳済みPDFでよいのか、対訳データも必要なのかをあらかじめ決めておくと、制作方法や見積条件を整理しやすくなります。
12. 改訂図面がある場合は、更新方法も決める
建築プロジェクトでは、設計の進行に伴い更新されることがあります。翻訳済みの図面について新版が届くたびに、図面全体を最初から翻訳すると、以前の訳との不一致が発生しやすくなります。
継続して英訳が必要になる場合は、初回の訳文、用語集、略語リスト、図面番号などを管理し、新旧図面の差分を確認できる運用にしておくことが有効です。特に複数回の改訂が想定される場合は、初回の見積時点で「今回限りの翻訳」なのか「今後も改訂が続くプロジェクト」なのかを伝えておくと、適切な制作方法を設計しやすくなります。
13. AI翻訳はAIデータセンターの図面翻訳に使える?
「AIデータセンター」という言葉とは別に、翻訳工程そのものに生成AIや機械翻訳を利用できるか、という問題があります。図面の中でも、一般的な文章形式で書かれた注記や繰り返しの多い文章は、AIを活用しやすい領域です。
一方、略語、設備タグ、短いラベル、型番、専門性の高い設備名称、文脈のない数語だけの指示などは、AIが意味を特定しにくい情報です。Eatonの実際のSingle-Line Diagramのように、図面内にはATS、UPS-1-MIB、CB1など、文章としての文脈をほとんど持たない文字列が多数あります。
そのため、図面翻訳では、「AI翻訳を使うか、使わないか」だけではなく、「どの情報にAIを使い、どの情報を人が確認するか」を設計することが重要です。また、建築設計図や設備図は公開前の機密情報を含むこともあります。AIサービスを利用する場合は、翻訳品質だけでなく、データの取扱方法やセキュリティ条件についても事前に確認する必要があります。
14. 英訳を依頼するときに準備したいもの
図面だけを送るより、関連資料も一緒に提供した方が、翻訳方針を決めやすくなります。
特に有用なのは、既存の英語図面、プロジェクト用語集、略語一覧、機器リスト、仕様書、図面リストなどです。以前のプロジェクトで承認済みの英語表記があれば、その表記を基準として新しい図面にも反映できます。
また、見積時には少なくとも、図面の枚数、ファイル形式、日本語から英語などの言語方向、希望納期、希望納品形式、既存英語資料の有無、今後の更新予定が分かると、作業範囲を判断しやすくなります。「どこまでを翻訳すればよいか分からない」という段階でも、実際の図面を確認しながら対象範囲を整理することができます。
WIPジャパンの図面・技術翻訳
WIPジャパンでは、建築設計図を含む建築分野や、製造・工業・ITなどの技術文書の翻訳に対応しています。また、日英・英日の翻訳サービスについてISO 17100認証を取得しており、対象分野には製造・工業・ITなどが含まれています。
AIデータセンターの図面についても、まずは図面の内容、ファイル形式、専門分野、納品方法などを確認し、案件に適した翻訳方法を検討します。データセンター以外の建築図面、機械図面、CAD図面については、当社の「図面翻訳・CAD翻訳ガイド」もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. AIデータセンターの図面で、どの部分を翻訳するか指定できますか?
はい。図面タイトルや注記、設備名称だけを対象とし、図番、タグ番号、型番、数値などを原文のまま残す、といった翻訳範囲を設定できます。案件ごとに対象範囲をご相談ください。
Q. PDFしかない図面でも相談できますか?
PDFでもご相談いただけます。ただし、テキストを取得できるPDFか、スキャン画像のPDFかによって処理方法が異なります。まずファイルを確認したうえで制作方法を検討します。
Q. DWGやDXFのCAD図面も対応できますか?
CADデータについては、ファイルの内容、使用ソフト、希望する納品形式によって対応方法が変わります。元データを確認したうえでご案内します。
Q. 図面にあるUPSやBMSなどの略語は英語に直す必要がありますか?
略語はそのまま使用されることも多いため、一律に展開することはおすすめしません。既存図面やプロジェクト仕様に正式名称が定められている場合は、その表記に合わせます。
Q. AIデータセンターでは必ず液冷設備の図面がありますか?
いいえ。AI向け高密度設備では液冷の採用例が増えていますが、設備構成はプロジェクトによって異なります。Schneider Electricのリファレンス設計でも、高密度空冷、liquid-to-air CDUを使う液冷、liquid-to-liquid CDUを使う液冷など複数の構成が示されています。
Q. 図面中のmmをinchに変換できますか?
単位変換が必要かどうかはプロジェクト仕様によります。翻訳と単位変換は別の作業として考え、元図面の数値を維持するのか、併記・変換するのかをあらかじめ確認することをおすすめします。
Q. 図面の改訂版も継続して翻訳できますか?
改訂が予定されている場合は、初回から用語や既存訳を管理しておくことで、後続版との整合性を確認しやすくなります。図面番号やRevisionの管理方法も含めてご相談ください。
AIデータセンターの建築・設備図面の日英翻訳についてご相談ください
AIデータセンターの図面には、建築だけでなく、電気、空調・冷却、配管、IT設備など複数分野の情報が含まれます。Schneider ElectricやNVIDIAが公開している実際のAIデータセンター向けリファレンス設計を見ても、電力、冷却、ITスペース、CDU、BMS・EPMSなど、多くの設備が相互に関連しています。
図面を翻訳する際に重要なのは、すべての文字を機械的に英語へ置き換えることではありません。
- 何を翻訳するのか
- 何を変更しないのか
- どの用語をプロジェクト全体で統一するのか
この3点を最初に整理することが、図面翻訳の品質と運用性を高めるポイントです。
AIデータセンター、データセンター建設に関する日本語図面の英訳をご検討の場合は、現在お持ちの図面をご用意のうえWIPジャパンへご相談ください。図面の内容と用途を確認し、翻訳対象範囲や納品形式を含めた対応方法をご提案します。
参考資料
・Schneider Electric「Data Center Reference Design 100: 3818 kW, Tier III, NAM, Chilled Water, Liquid-Cooled & Air-Cooled AI Clusters」(2026年)
・Schneider Electric「Data Center Reference Design 113: 10.4–11.4 MW, Tier III, ANSI, Chilled Water, Liquid-cooled AI clusters (NVIDIA Vera Rubin)」(2026年)
・Schneider Electric「AI Infrastructure and Liquid-cooled Controls Design based on EcoStruxure Building Operation」(2026年)
・NVIDIA「NVL72 AI Factory Enterprise Reference Architecture」
・Eaton「Single line diagram - Critical power skid」(2025年)
・Schneider Electric「What does EPMS represent related to facilities?」(2026年4月最終更新)
※各資料の内容は発行時点のものです。製品仕様・設計基準は更新される場合があるため、最新情報は各社の公式資料でご確認ください。
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