日経産業新聞


 

 

日本の観光ニュース 海外2400メディアに配信

訪日客集客向け 安く自治体支援

 

旅行関連のマーケティング調査会社、ブルームーン・マーケティング(東京・港)は海外メディアに日本の観光関連ニュースリリースを翻訳して配信するサービスを月内にも始める。訪日外国人を集客したい観光施設や地方自治体から受注を狙う。競合他社より6割以上低価格で請け負い、地方の温泉旅館など中小企業も使いやすくする。

翻訳サービスのウィップジャパン(東京・千代田)と提携し、同社が持つ海外メディアのデータベースを活用する。米ニューヨーク・タイムズや米旅行雑誌コンデナスト・トラベラーなど、富裕層向け旅行から格安旅行サイト、観光関連サイトなど、90カ国・地域の2400超のメディアにメールで届ける。

観光関連に特化したリリース配信サービスは珍しいという。例えば温泉旅館や観光協会などが新施設の開業やイベントを紹介するニュースリリースを英語に翻訳して配信してもらえる。

ニュースリリースの書き方も指南する。料金は月1件配信する場合、月18万円(税別)から。契約期間は6ヶ月か1年。既存サービスより6割以上安くし、予算が少ない中小企業や自治体、観光協会を取り込む。商業施設や飲食・物販店にも売り込む。

オプションとして海外メディアからの英語での問い合わせ対応や個別メディアへの掲載打診、どのメディアにどんな形で掲載されたかをまとめて報告するクリッピングサービスも用意する。

訪日外国人観光客は2015年に1973万人と前年よりも47%増え過去最高を記録。政府は訪日客数を20年に4000万人と15年の2倍に増やす方針を掲げる。日本の観光地を詳しく紹介したい海外メディアも増えているという。

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