観光庁の発表資料によると、訪日外国人の旅行消費額は、2015年1－3月期で約7,066億円、旅行者1人当たり平均約17万円であり、中でも訪日中国人はショッピングだけで1人当たり平均17.7万円を消費しており、インバウンド消費の中核と目されています。一方で、主催社および今回の登壇各社による消費実態調査、流通視察（中国現地および日本国内でのグループインタビューや店頭での購買実態調査）などから、「訪日中国人には日本商品の魅力が充分に伝わっていない」ことが判明しました。このギャップを埋めることで訪日中国人のより快適なショッピング体験を実現し、国内企業の業績向上に寄与することを目的に、今回、訪日中国人インフルエンサーと言われている「80后・90后女子（1980年代・90年代生まれの女性）への効果的なプロモーション」に焦点を当てた内容のセミナーを実施する運びとなりました。

上記の登壇各社が実施した各調査の詳細な結果だけでなく、インバウンド需要への対応で成功を収めている株式会社ドン・キホーテから提供された資料・情報を基にした事例紹介なども含め、消費財メーカーや流通・小売業の営業企画・プロモーションやマーケティング、営業などの担当者の実務に役立つことを目的としたプログラムになっています。

【「“訪日中国人の潜在ニーズ”を捉えた販促プロモーションセミナー」実施概要】
■セミナー名称：「“訪日中国人の潜在ニーズ”を捉えた販促プロモーションセミナー　
　～爆買いの背景に潜むメカニズムを解明しインバウンド需要を取り込む！～」
　（http://www.lisalisa50.com/form20150625.html）
■開催日時：2015年7月27日（月）13時～17時（開場12時30分）
■主催：WIPジャパン株式会社、株式会社ディレンマ
■会場：フォーラムエイト（〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル）
■定員：30名（定員になり次第、受付終了）
■受講料：32,400円（税込）
■受講者限定特典：自主調査「訪日中国人実態調査（90后編）」進呈
■登壇者
　●坂井 岳志（WIPジャパン株式会社　海外マーケティング戦略支援グループ）
　●蛭川 速（株式会社フォーカスマーケティング　代表取締役）
　●大森 渚（株式会社オージュ・コンサルティング　代表取締役）
■プログラム
　第1部：訪日観光客の実態を捉えて、狙うべき顧客像を明確にする
　●中国ビジネス実務経験者からの爆買いに対する考察
　 －訪日観光客のトレンド　～増加傾向が著しい訪日中国人～
　 －越境ECに見る中国人のショッピング需要と購買特性　～チャット接客からニーズが～
　 －スマホ時代の訪日中国人のショッピング需要と購買特性　～情報収集、買い物リスト、チャット～
　 －上海在住の90后女性　～消費意欲旺盛、若きアーリーアダプター～
　●80后、90后の生活実態と消費特性と日本感　～ライフスタイル、意識特性と行動の違い～
　 －訪日中国人を狙う！ドン・キホーテのインバウンド戦略
　 －訪日外国人に対する販売促進の実態　～衝動買いを誘発するしかけとMD展開～
　 －今後のインバウンド戦略と具体的施策　～多様化する訪日外国人ニーズに応えるために～
　第2部：訪日中国人インフルエンサーの本音と建前を理解する
　●90后女子とのパネルディスカッションから訪日中国人の潜在ニーズに迫る
　 －訪日ショッピングの目のつけどころ　～90后女性による流通視察レポート～
　 －「バターしょうゆ」は中国にない味で不気味に思ったが食べたらハマる　～機会ロスしている日本商品～
　 －「ちびまる子ちゃん」を見て育ち、「嵐」に熱狂する　～日本贔屓の上海若者のライフスタイル～
　 －「贅沢○○」は中国人にはNG　～禁句・使ってはいけない単語と回避すべきキーワード～
　 －何故きちんと説明しない　～商品説明がなければ訪日中国人の目には留まらない商品一覧～
　 －変な中国語は品質を疑われてしまう　～中国語にすれば良いというものではない～
　第3部：インバウンド需要を捉えるPOP・チラシ制作のポイント
　●販売促進プランナーによる店頭でのプロモーションのポイントを解説
　 －中国人は日本のどんなところが好き？　～中国人のニーズを捉えながら日本らしさを伝えるには？～
　 －中国人のハートに響く表現って？　～キーワード、デザインで日本商品の良さを伝える～
　 －中国人が「いいね！」と思うPOP・チラシ制作のポイント
　 －中国人は訪日前にインターネットで何を調べる？　～WEBからリアルにつなげるプロモーション～
■申込用URL：http://www.lisalisa50.com/form20150625.html

以上