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個人プロフィール

f-kusuyama

楠山 芙美

KUSUYAMA Fumi

応用翻訳修士

和歌山出身。智弁和歌山高校、津田塾大学英文科卒。英国ロンドン大を経て、英国リーズ大学大学院応用翻訳学修了。在学中、翻訳関連ソフトウェア等の専門知識を活かし、英国系翻訳会社にて翻訳業務を担当。帰国後WIPジャパン入社。現在に至る。

趣味:中国語、テニス、パン作り
性格:まじめ、お人好し
好きな言葉:「幸せは自分の心が決める」

語録・スピーチ

(順次更新)

  • 編集・ライター養成講座の説明会に参加した。一冊の雑誌が出来上がるまでの工程では、自分の仕事と重なる部分があることに気付いた。編集という仕事には、まずどのような特集を組むかを考え、どの記事をどのライターに頼むか、レイアウトはどうするかなどの作業があり、これらの作業が、訳者に翻訳を手配し、上がってきた訳をチェックし、DTPが必要であれば協力先に依頼するといった自分の仕事と重なって見えた。改めて自分の仕事を一歩下がって客観的に見るいい機会になった。
  • 検索システムのウェブ案件は、英語から9カ国への翻訳を担当した。良い取引先/訳者に協力を頂けたため、予想以上に案件をスムーズに運べた。この案件を通してでなければ知ることのなかった製品についての知識や、多言語翻訳の需要があることから、製品の世界的需要があるのだということを学べた。検索システムの利用頻度によっては追加発注の見込めそうな案件で、今後が楽しみだ。
  • 「母親」について。最近母とは友達のような関係だ。私が小さい頃は家の仕事が忙しくあまり面倒を見てもらえなかった。それでも毎朝6時に起床して、子供3人分のお弁当を高校卒業まで作ってくれたことは今でも感謝している。母は私の年齢で私を生み、その点では私とは違った人生経験をしている。これからも友達のような関係を続け、母からいろいろなことを学ぼうと思う。
  • 毎年この季節は選抜高校野球が楽しみだ。私の母校、智弁和歌山高校が今年も出場している。同校では全校応援を基本としており、中学生から高校生まで全員で甲子園に応援に行く。在学中は、応援のために春休みや夏休みの日数が減ること、朝3時に応援に出発したりしたこと等大変な思い出もある。卒業した今でもテレビで応援しているが、応援の歌が新しく増えていたり、アルプスにいる恩師が以前より太っていたりと懐かしい。このような貴重な体験を嬉しく思う。この春も応援したい。
  • 「一日一言」という本を紹介したい。365日分、毎日その日にちなんだ言葉を紹介してある。発言者は、聖徳太子やエジソンなど歴史上の人物からトルシエ監督まで幅広い。言葉だけでなく、その時代背景や、人物の紹介もあり、興味深い。大昔に発せられた言葉に、今感動している自分がいることに、言葉の力の大きさを改めて感じる。あと数か月分、じっくり読みたい。
    特に印象に残った言葉は
    ・ 「涙とともにパンを食べたものでなければ、人生の味は分からない」(ゲーテ)
    ・ 「日本のサッカーが世界に通用しないと考えるのは、消極的すぎる。問題は瞬間的な局面で、選手が自主判断して行くイマジネーション。これには、選手の人間的成熟が要求される」(トルシエ元日本代表監督)
  • 英国の大学への志願書英訳とプルーフを先日担当した。プルーフについては、お客様より「文の流れを変えず、文法のチェックのみ」という要望があったが、「最低限のチェックしかしていないが、文章の構成自体、あまりよくない」という翻訳スタッフのコメントがあった。結局文法以外は手を加えていないものを納品したが、お客様からは「自分の英語を見直すきっかけとなり、有意義なものになりました」というメッセージを頂いた。プルーフの納品で難しく感じるのは、お客様の文章がおかしいからといって、全部修正してしまうと気分を害されてしまうこともあるということ。もし誤っていたとしてもそれをどのように伝えればよいものか。完璧なものを納品するのが正しいとは限らない、お客様の要望に沿ったものが喜ばれる納品になる、ということを学んだ。
  • 先日京都で話題の喫茶店へ入った。カウンターがドーナツ型になっており、カウンター内で店員が大鍋でコーヒーを煮立たせ、濾してサーブするところまでじっくり観察することができる仕組みになっている。自分が作業するところを360度人の目にさらされているのは、さぞ緊張するだろうと思ったが、客としては自分のコーヒーが作られる過程や洗いものなど、普段見えない部分が見えるのは興味深く、安心感がある。働く側としてもオープンになっていることで手抜きができない上、緊張感を持って仕事ができるだろう。仕事は最終の成果のみが評価されるものもあれば、このように作業自体を見せて、それも評価に入るものもあるのだなと考えさせられた。
  • 先月の仕事で心に残ったこととして、見積もりの為の文字カウント作業を挙げたい。400ページと量が多く、WEBの文字カウントだったので全体像が見えにくく、たいへん手間がかかった。結局クライアントの希望していた期日までに見積もりを提出することができ、同時にWEBのエラーページを指摘して喜ばれた。見積もりでは、クライアントが予想する作業量と、こちらのかける作業量とのギャップが大きいことがあるのだと分かった。次の受注につながることを期待したい。
  • 海が好き。水平線を見ると開放的な気分になれる。
  • 映画パンフレットの翻訳を請け負った。在日外国人に日本を知ってもらうためのもので、テーマは「武士道」。映画4作品の粗筋と、それぞれの監督の紹介だったが、私自身どの作品も監督も知らなかった。日本のことを外国人に紹介するイベントは、逆に日本人である私たちが日本を知るきっかけになる。こうした新発見につながる仕事ができることは喜びである。翻訳の仕事自体が日本語という文化を紹介する仕事であるとも思う。文化紹介の仕事をどんどんしていきたい。
  • 「会社が成り立っているのは顧客と取引先のおかげ」-このことを肝に銘じていたい。
  • 紅白歌合戦の視聴率が年々下がっているという。理由としては、年末年始に海外旅行に行く人が増えた、野外イベントに出かける人が増えた、紅白自体が面白くない、家族揃ってテレビを見ることが少なくなった、等があり、「一家団欒」が減っているようで淋しい。私自身、社会人になってから、家族とゆっくり話す時間が減り、年末年始は一家全員が顔を合わせる大切な機会だと思っている。年越しのスタイルは変わっていくが、家族団欒をより大切にしていきたい。