WIPジャパンは『Webディレクション標準スキル152』に執筆参加しています!

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・大型本: 392ページ
・出版社: アスキー・メディアワークス
・ISBN-10: 4048687468
・ISBN-13: 978-4048687461


同書は「Webサイト制作の企画・提案からプロジェクト管理、運用」に至るまでの総合的なマニュアル書で、152項目にわたってWebディレクター向けの実践的ノウハウを紹介しています。

WIPジャパンからは、グローバルWEBマーケティンググループのスタッフが5項目分の執筆を担当。それぞれがWebサイト制作の豊富な経験を生かして、ディレクターとしての必須知識・スキルをコンパクトにまとめています。執筆した内容をご紹介します。

「グローバルWebサイトの企画」

これは、第3章「ウェブサイトのプランニング」に収載されています。表題に掲げられた「グローバルWebサイト」について、「ビジネスの対象となる言語、文化に適切に対応したWebサイト」であるべきだと指摘。

そのうえで、グローバルWebサイトを企画するためのポイントについて以下の5つを挙げています。

(1) 日本人視点で制作するサイトにしない
(2) 中心となる言語基点サイトを定める
(3) グローバルとローカルでコンテンツを切り分ける
(4) 的確な翻訳ディレクションを行う
(5) 現地のWeb閲覧環境を考慮する

本書は1テーマごとに見開きページで構成されており、右ページでは本文の内容に即し、図表や表などでわかりやすくまとめてあるほか、本文に関連したコンテンツも載っています。

ちなみに本項目では「グローバルWebサイト企画の流れ」として、企画からサイト公開までの手順が図式で示されており、Webサイト制作のチェック項目の確認にも役立てることができます。

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また、本書の特長の一つとして、本文のサマリー欄が設けてあるため、コンテンツを整理するには非常に便利です。

「グローバルWebサイトの設計」

これは、第4章「Webサイトの設計とデザインディレクション」に収載されています。

グローバルサイトの運営管理において求められるのは「Webガバナンス」という考え方です。つまり、国や地域ごとに存在する「サイト管理のあり方」です。

特に問題となるのは、サイト管理・運営を日本本社側ではなく、現地法人に任せている場合です。現地法人が主導権を握っている場合、「サイト運営に対する状況把握やコントロールが効かない」とか、「言葉の壁から企業ポリシーに反した表現がないか確認できない」などの問題が発生したりします。一方、現地法人に管理が任されている場合、「現地のマーケティング事情に即したデザイン決定やコンテンツ提供」が可能になるなどのメリットもあります。

これらを念頭に置きながら、Webガバナンスのあり方を検討することが求められます。

グローバルWebサイトとはいえ、ローカル事情を無視するわけにはいきません。そのためには、デザイン、コンテンツ、そして言語の「切り分け」が必須となります。特に「コンシューマー向け製品では、現地の感覚に合う訴求」が不可欠です。さらに「グローバルサイト全体の回遊性」を高める必要があります。

それには、たとえば以下に示すような「ユーザーが必要な情報を簡単に探せる工夫」が欠かせません。

(1) ヘッダー部分などに各国サイトのリストページへのリンクを設置
(2) 製品カテゴリ別のリンク誘導
(3) 製品名のアルファベット順のリンク誘導

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こうしたユーザーの目的に応じたフローを用意することで、サイト全体の回遊性を高めることができます。

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