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英語中級以上で、金融・証券に関する翻訳に関与することになりそうな人、将来実務翻訳に携わることを考えている人、同分野の勉強をしたい人向けに役に立つ書籍6冊をご紹介します。

『英語で学ぶ!金融ビジネスと金融証券市場』 下山明子(秀和システム 2013年)

株式の格付け会社に勤務する方が書いた、金融英語と証券市場について学ぶことのできる本です。金融・証券用語、リスク管理用語など、金融知識の基礎から実際に使われているところまで、実際の英文の用例とともに幅広く解説されています。金融の価値・時間などの単語にまつわる金融知識と1単語に関する様々な単語と英語の解説があります。また、国際金融における最新情報も得ることが可能で、コラムに補足情報があるなど、読み物としても面白い1冊です。ただし、金融知識を解説する際に、その分野に関連する英単語に少し触れる程度の英単語数しか掲載されていないため、ほとんどが日本語での金融知識解説となっています。  

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『金融英語の基礎と応用 すぐに役立つ表現・文例1300』 鈴木立哉(講談社 2015年)

金融関連のレポートで使用頻度の高い表現や熟語が含まれた例文集です。1,300もの例文から、ファンドの運用報告書や投資レポート、決算書類、市場分析などの翻訳時に役立つ情報が満載です。例文は、訳文作成の際に役立つ言い回しや、翻訳観点から解説されている表現など、実務に役立ちそうな内容のものが多いです。五十音順での索引から、単語とその類語をすぐに探すことも可能です。金融関係独特の表現などを数多く学ぶことができます。

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『基礎からわかる金融英語の意味と読み方―金融の仕組みがすべてわかる』(日興企画 2003年)

基礎的な金融全般知識と、金融英語を正確に身につけることができる本です。全287ページにて、金融商品の基本から、リスクとリターン、金融マーケットの行方について日本語で解説され、その知識に関する英文例と対訳から翻訳時のポイントがわかります。約120の基本用語がわかりやすく解説され、実際の使われ方や関連情報等も掲載されています。実用的な入門書として、すぐに現場で活用することができる知識が沢山掲載された1冊です。

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『英和・和英金融・会計用語辞典』 筆谷勇(WAVE出版 2007年)

全2部構成にて、英和・和英の両方で65,000単語もの収録数を誇る辞典です。金融・会計用語の見出し語に対して1訳語という構成で、知りたい単語の意味をパッと知ることができます。解説が省かれている分、シンプルな単語帳として即座に検索可能で、実務の際に便利です。

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『プロの英語 金融・会計の最新キーワード事典』(日経BP社 2008年)

『プロの英語 ファイナンス(銀行・証券)編』と企業会計編を統合したものになります。厳選された金融会計英語の専門用語650個が、実在する企業を例に、全ストーリー、670のキーワードについてそれぞれ意味だけでなく例文と解説付きで収録されています。なお7ストーリーのうち、1~4は金融英語、5~7は会計英語に着目して書かれており、見開き1ページで英文・対訳を見比べたうえで、次ページでキーワード解説がされています。実企業の例文で比較的新しいものが多いことから、読み物としても面白く、国際ビジネスの現場で使用されている金融会計英語をマスターすることができます。 

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『用例中心 経済ビジネス英語表現辞典』 根岸裕(大修館書店 2007年)

著者の日経アメリカ社勤務時代の日英対照資料に基づいて、経済や金融などの単語とその訳例・用例について辞典スタイルで書かれた1冊です。証券や小売など様々な業界に関連する経済・金融分野の単語が約2万語、用例は2万4000個が収録され、1単語につき複数の用例があることで実践的な力を身につけることができます。 

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