通販新聞(2011.4.21)
談話室
■ 多機能な海外向けカート提供
WIPジャパン
第2情報事業部 百瀬道子氏
海外向けショッピングカートを提供するWIPジャパン(本社・東京都千代田区、上田輝彦/福島良雄共同代表)では、24通貨・11言語に対応した「マルチリンガルカート」を取り扱っている。
現在、日本の企業700社に導入済みで、主にB to Cのビジネスを展開する企業が多いが、海外にB to Bで部品などを発送する企業が導入することもあるようだ。
同力ートの特徴として、「言語展開の簡単さ」を挙げる。他のカートの場合、対応する言語と同じ数の店舗とデータベースができてしまうことが多く、複数の言語で運営すると言語数に比例してメンテナンス作業の手間が増える。
一方、マルチリンガルカートではーつのデータベースで複数の言語を掲載できる。つまり「1つの商品データベースに対して複数の言語情報を持たせることができるので、言語を増やしてサイトを展開することがすごく楽になる」というわけだ。
加えて「ちゃんと海外に配送できる」という点も強みだ。というのも、日本のカートをそのまま使うと、海外への配送を想定していないケースがある。その場合は海外の住所データが入力できなかつたり、日本以外の送料計算ができないといった問題が生じる。
しかし、マルチリンガルカートでは、国ごとあるいはアジアや北米など地域単位での送料に対応しており「かなり複雑な送料計算が商品重量ごとにできる」。
サイトの見せ方にも柔軟に対応している。ほぼすべでの画面のテンプレートを編集できるため、海外向けの通販サイトを開設する際もそのブランドに合わせ独自デザインを自在に形成することが可能となる。
このように多機能なスペックの海外向けカートだが、費用も他のカートに比べて高額で、最も安価な「ブロンズプラン」で月額1万7800円。そのため、導入先は中堅から大企業がメーンとなるようだ。
ちなみに、インターネットで海外に商品を販売する際に向いている商材は、「腐りにくく、壊れにくく、海外で知名度があるもの」だという。例えぼ、アニメ・漫画関連の商品やアパレル系商材などが、比較的親和性が高いようだ。
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